名前 |
摩訶池 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
ここ魔訶池は東西に細長く、水上ゴルフ練習場のある大きい方の西池と、細長い東池の間には農道がありますが、道の下で通水しています。
更に300m東の古沼や、約7km西に離れた羽根倉池と、国営神流川沿岸農業水利事業によって、パイプラインで結ばれた農業用調整池となっています。
単なる打ちっぱなしのゴルフ練習場ではなさそうです。
西池の南西の角にちょっと出っ張った岬の様なところがあり、弁財天が祀られていました。
この池は、延喜式内小社・みか神社のすぐ北にあり、「摩訶池」という、摩訶不思議な名前の池ですが、その由来を調べてみると次の様な資料がありました。
当池は昔は今よりも何倍も大きかったといいます。
現在この池は灌漑用に利用されています。
曝井の遺跡(美里町広木の枌木川の端)のそばの常福寺の開山、空興上人はこの地が水利が悪く、農民が困っているのをみて、摩訶般若の秘法を修して面積四町余歩の池を築かせたといい、その池が「摩訶の池」だと伝えられています。
とあります。
みか神社の杜とこの池の一帯を神域の様に感じます。
それが現在は農業用水灌漑用のファームポンドと、遊興施設の水上ゴルフ場として活用されていると言う事です。