名前 |
忌部塚 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.8 |
かつて日本の神を祀る氏族だった由緒正しい忌部氏も、中臣氏、後の藤原氏に中央政庁からその座を独占されると、日本各地に散ることとなった。
四国の阿波にいた忌部氏は、やがて麻や木綿を栽培する技術、織る技術、祭祀の秘密を持ち、黒潮に乗りここ、もうひとつの「あわ」の地である安房の国の開拓を始める。
その忌部氏ゆかりの塚である。
すでに御霊は多くを語ることもなく、自然のなかに静かにある。
なお、かの織田信長も忌部氏の末裔であるという。