名前 |
相生の松 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0267-62-3285 |
住所 |
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評価 |
3.7 |
瀬下敬忠著「千曲之眞砂」卷之十附録より岩村田の驛と、䀋名田の驛との間に、岩村田より十町はかりも西へ行て左の方、芝原に松あり、大きさ一かかへばかりもあるへし、高く立のびたるに、一本左右へ一對にわかれて、片々は女松、かたかたは男松なり、相生の松と稱して、垣ゆひ廻してあり、その名めでたきによりて、京都より東武へ御輿入なむとには、かならす此所に御幕うちて、休み給ふ、左右ともに、大小高低もなく、對して立のひ、繁茂することいとめつらし「佐久鐵道案内」より仲仙道を町の西端長塚に出でれば抱に餘る老幹雌雄に分かれるゝもの之を相生松と呼ぶ枝幹蜿蟠(しかんえんばん)として道を蔽ひ梢葉蔚々(しょうよううつうつ)として日を翳す。
往昔は通行の大小名を始め諸國の旅客嘉例(かれい)として、皆此の蔭に憩いたりきと云ふ。