中央が拝殿、その左右は片拝殿(かたはいでん)。
矢彦神社と同じ敷地。
かなり古くからの信仰の場所とのこと。
雰囲気あります。
信濃国二之宮の「小野神社」(塩尻市)は、JR中央本線「小野駅」から徒歩約15分の国道153号線沿線で、かつては一つの神社だったと伝えられる「矢彦神社」(上伊那郡辰野町)に隣接して同じ社叢に鎮まる旧社格「県社」の神社だ。
「石川数正(1533~1593/深志城主)」と「毛利秀頼(1541~1593/飯田城主)」の領地争いから、当地が1591(天正19)年の豊臣秀吉による裁定で「北小野」と「南小野」に分割されたのにともなって神社も分けられ、「矢彦神社」境内が「南小野」の飛び地になって現在に至っているのが顛末だという。
左右に廻廊を備えた「拝殿」は、「本殿」を奥に控えて中央に「御幣(ごへい/神道の祭祀に用いられる幣帛の一種)」を納め、松本藩主だった水野家の家紋「丸に沢瀉(おもだか)」が標された幕の張られる粛然たる社殿だ。
名前 |
小野神社 拝殿 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0266-46-3693 |
住所 |
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評価 |
3.7 |
中央が拝殿、その左右は片拝殿(かたはいでん)。
諏訪大社と同じ社殿構成を諏訪造(すわづくり)と呼ぶとのこと。
千木・鰹木と鞭懸があり(諏訪大社には存在しない)、神明造風の印象ではあるが、独特な構成とのこと。