石の階段がマジで運動になります。
御祭神は菅原道真公。
元禄(1659)年往古京都北野天満宮よりある修験者が当区中山に勧請・鎮祭、元禄3(1690)年、徳川光圀公の命によって愛宕山の現在の地に遷宮。
明治6年村社列格、大正4年供進指定。
御神体の菅原道真公神像(木造、県指定文化財)は、さらに昔。
此の地を通りかかった山伏が。
当時この地で猖獗を極めていた天然痘に苦しむ村人に、この御神体が病から守ってくださると伝え残したもの。
そのため、学問の神であるのみならず、疱瘡を防ぐ神として、近隣のみならず那珂湊や日立など遠方からの参拝者で賑わった。
道路沿いのバス停には「天満宮前」とあり、木造の鳥居の先を進むと「天満神社」の社号標と徳川斉昭公の歌碑。
「盾艦(たてかん)を用九(ようく)造りて我乗らば 神の御国の守りならまし」さすがはシビアな斉昭公ですな・・・無敵の九条バリアさえあれば北の核ミサイルも跳ね返し、施錠しなければ強盗は入らないと信じる人々とはえらい違いであります。
さて、途中二の鳥居をくぐって石段を上った先は驚くほど広々とした境内でした。
撫で牛もちゃんといますが、かなりデフォルメされていますね。
社殿は優美の一言。
扁額に「天満宮」、また「進学祈願所」と看板のある拝殿の左が参集殿となっているなかなかユニークな造営です。
少し小ぶりですが目も覚めるような美しい朱の御本殿から右奥の高い位置に愛宕神社の社が鎮座していらっしゃいました。
この地が愛宕山とすると、当社の創立以前からあった社なのかも知れません。
こうして、思いがけずも素晴らしい大社に参拝できたこと、有り難きことであります。
石の階段がマジで運動になります。
急で幅が狭く、落ちたら死にそうなので降りと雨の日は気を付けてください。
階段使わなくても神社の裏の方に通じてる回り道はあります。
学問の神様を奉ってる神社です。
森の中で良いですよ~。
名前 |
天満神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.5 |
静かな佇まい、気をつけて走行しないと行き過ぎてしまいます。
階段を登ると社殿の前に黒い牛さんが、一度脚を運んでみてください。