日吉宮北側、前漢鏡と巫女の出土した場所。
吉野ヶ里遺跡 北墳丘墓 / / / .
とにかく広い、エリアごとにバス停があり敷地内をバスで移動出来ます。
私達は歩いてまわり2時間半の滞在。
休憩所などもありますし 弥生時代の住居内で お弁当を食べることも出来るようです。
案内の方もエリア事にいらして 説明や見所を教えてくれます。
2100年前の墓の再現がされている展示は素晴らしく感激しました。
トイレもキレイだし 売店のお土産も充実。
駐車場は普通車310円、入場料二人で920円、園内の展示室は無料、勾玉作り等の体験は別料金です。
チェジュ島に行ったら甕棺と同じ甕が無造作に置いてあった。
佐賀県でも米を入れたり、便壺にしたりいろいろな目的で使っていたが、まさか棺桶に使っていたとは発掘されるまで思わなかった。
同じ文化圏であり、何の目的でも使ったことが良く分かる。
こちらは吉野ヶ里外環壕の中にいた、もっとも位の高い王か、首長もしくはそれに準ずる身分の人達の2200年~2100年前、弥生時代中期のお墓みたいです。
甕棺は、福岡県春日市の岡本遺跡でも見たことがあるのですが、これだけの数はなかったと思います。
吉野ケ里遺跡がどれだけ大きな集落だったのかが伺えます。
青銅の剣や菅玉などの副葬品も出土しています。
この時代日本中で一番発展していた集落だった可能性があります。
人々“くらし”が消える区画。
どの建物も大きく、城塞的な構造をもつ。
建物へ入る門も、権威もさる事ながら防衛力を重視した構造。
建物内部では邑(クニ)の方針を合議と祭祀で決めていく様子が見られます。
集落復元遺跡は全国に多くあれど、祭祀政治の現場を復元した施設は少ないように思う。
それだけでも見る価値はあるように思う。
遠くから見るとこんもりとした芝生の土地ですが、脇に入口があり、中を見学できるようになっています。
それゆえ墳丘墓というわけです。
身分の高い人が埋葬された特別な場所だそうで、14基の甕棺と一緒に様々な副葬品も見つかっています。
直射日光が当たらないため出土した状況がそのまま見られるように保存されていて、一部の床はガラス張りになって上から覗けるようにもなっています。
解説もあるので、いろいろ学べます。
私たちが訪れたのは2015.3.30ですが晴れていて結構日差しも強かったです。
夏は日差しを避けられるので、他を見にに行くよりも長居しちゃいそうです。
名前 |
吉野ヶ里遺跡 北墳丘墓 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0952-55-9351 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.4 |
王族の墓。
浪漫溢れる二千年前の出土品は見応えあり。