名前 |
遠思楼 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.5 |
くにを遠く離れて学びに来た塾生たちが、厳しい授業の合間のひと時に、ここで故郷を思い出していたのでしょうか? 他藩からの学生さんが多い私塾でもあった咸宜園。
そんな塾生たちを励ます為に、淡窓先生が贈ったのが有名な『休道の詩』ですね。
寮生活をしていた学生さん達の、苦労がうかがわれる内容です。
厳しい規律があり各自にきちんと役割分担が有ったそうです。
ユニークなのは、事情のある学生さんの為に積み立てをして、貸付をしていたらしく、今で云う『互助会』制度も有ったようです。
因みに『学制』という言葉も、ここ咸宜園が発祥だと聞いています。