美術館だけど優しい空気が流れてて居心地が良い場所。
ここは深耶馬小学校と中学校でした。
岩屋に小学校の分校があり、こちらが本校でした。
子供たちが毎日こんな急峻な道を歩いたのかとビックリします。
ここは家篭(えごもり)という地名です。
道路がつくられる以前は外部へのルートがあったのだろうかと思える地形をしていて、それをじかに見ると平家の落人伝説に納得です。
この海が見えない地で、4月10日に金比羅祭が行われるそうで、平家だからだとしか思えない伝統だと思いました。
昔は、集落から水場までの標高差が大きくて水を汲んで上がるのが大変で一軒がお風呂を沸かしたら集落の皆が入りに来たんだそうです。
雑徳橋からは急峻な坂道で絶景です。
小柿山からのルートも秘境感いっぱいの絶景です。
家篭に上がり着くと視界が開けて広々とした牧歌的な風景が広がります。
かつて家篭(えごもり)には養蚕団地があり、参加農家10戸による協業経営で、30ヘクタールの桑園と1,200平方メートルの壮蚕共同飼育所があり、自動給桑機もあったんだとか。
今では大規模養豚場になっています。
名前 |
高山オリ子美術館 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
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美術館だけど優しい空気が流れてて居心地が良い場所。
木造校舎と高山さんの人柄がこの雰囲気を作り上げていると感じる。
作品は作風が一つの枠に囚われず、1人の方が描いたとは思えない程多彩で飽きない。
私が伺った際は高山さんがいらして、作品の説明と珈琲をご馳走になりました。
有名になり過ぎて行列できる規模にはなって欲しくないけど、多くの方に訪れて欲しい美術館です。