大仏鉄道の遺構をめぐってきました。
観音寺地区にある大仏鉄道の陸橋の基礎部分、この真上を大仏鉄道の蒸気機関車が走っていました。
側面の石組が左右に残っており、その間を通り抜けることができます。
JR関西本線と並走している区間ですから、関西本線の通過風景がかつての大仏鉄道と重なるところがこの場所の魅力です。
ところで、橋台というからには橋の上の部分があるはずですが、今は橋台から上を見上げても何もありませんよね?小ネタにはなりますが、大仏鉄道遺構の隠しスポットをご説明します。
橋台近くの小川を下ってみましょう。
右側に長い石でできた橋がありませんか?あと小川にも長い石がたくさん。
これがおそらく観音寺橋台の上に昔あったはずの橋桁になります。
田園風景を見ながらのんびり歩いて来ると、ちょっとしたおまけがあるものです。
大仏鉄道の遺構なのですが現役で動いています。
のどかな雰囲気を醸し出していますが列車はお構いなしのスピードで駆け抜けていきます。
流石JR西日本と言った感じです。
ただ周りは田園風景が広がっていて癒される感じ。
車で来ても止められないことはないけどやっぱり道は狭いです。
現役で使用されているため橋脚にはJRお馴染みの傷めたら報告してやの貼り紙がしてあります。
手前が大佛鉄道の遺構。
奥が現役関西本線の物です。
現役の関西本線が走り去るタイミングで写真撮影するのが良いらしく時刻表のコピーが親切に置いているのが良いですね。
今と昔、大仏鉄道遺構の中でそれを一番感じる事のできる遺構がココ観音寺橋台であると厳しく断定する。
通過予定時刻表も備え付けてくれてあるのでありがたやー、ありがたやー。
加茂駅から近い遺構(と、いっても2kmはありますが)で、奥に現役のJR関西線(木津〜加茂駅間)の橋台もあります。
新旧橋台揃っての、上を列車ご走る写真を撮れると、説明文の下に木津駅・加茂駅のそれぞれ時刻表をつけてくれて親切だと思います。
すぐ隣を大和路線が通っています。
ほぼ同時期に作られたものらしいのですが、こっちはたったの9年しか使われなかったのはもったいない。
手前のレンガが大仏鉄道の遺構,奥の橋げたはJR大和路線.
大仏鉄道の遺構をめぐってきました。
ここはJR加茂駅に近い「観音寺橋台」です。
奥はJR大和路線。
手前の大仏鉄道が運行していた頃はここから奈良へ向かって果敢にもアップダウンの険しい区間を突き進みます。
汽車は途中で急勾配を登れないこともあったようです。
手前に在る石積み(橋が架かって無く草が生い茂ってる)の方が、観音寺橋台(大仏鉄道遺構)です。
奥の関西本線(通称:大和路線)が通っている方では有りません。
あちらもとても古くから使われていますが・・・
名前 |
観音寺橋台 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.3 |
大仏鉄道の遺構でもあり、現在もほぼ同じ場所を関西本線が通っています。
(北側が現在の線路、線路がかかっていない南側が遺構)ウォーキングコースはこの手前でちょうど分岐になっています。
奈良側から歩いてきた場合は、左手に抜けるとのどかな田園風景の中を進むことができ、逆側の右手に抜けると少し坂道の後に住宅街に出られます。
本数がそんなに多くない関西本線なので、もし電車が通っているタイミングにちょうど良く出会えたらラッキーですね。