すなわち四角形の古墳です。
津袋古墳群中の一基である。
ただ方墳であることが大きな特徴であり、周溝も持ち、陸橋をも持つ。
説明によれば四世紀末から五世紀初頭の築造であるとのことから主体部は竪穴式石室であったろう。
御覧になってお判りの様に中に入ることが出来ない。
当然墳頂などは見ることが出来ない。
下手な修復がされずに現状のまま残されているようで・・この方が有難いかもしれん。
一本松公園の名の由来はこの古墳に因るものであることが説明看板にもあるので読んで頂ければありがたい。
近くには小町塚があって、この公園内には二基の古墳が保存されている。
また、珍しく石の風車も回っているので風に吹かれにおいで。
日本史における謎多き時代の4世紀~5世紀にかけて作られた方墳、すなわち四角形の古墳です。
誰が埋葬されているのかは分かっていない模様です。
当時の日本は、邪馬台国が3世紀中ごろに中国の晋に朝貢を行った後、すっぽりと歴史の記録がない時代…。
3世紀には邪馬台国、魏志倭人伝などの歴史の派手な要素が詰まっていますが、残念ながら本古墳が作られたであろう4世紀は史料がないために「謎の4世紀」とも呼ばれています。
逆に文字としての資料は残っていませんが、このような形で古墳として過去の歴史が後世に伝わっていくのも歴史のロマンですので、派手さはありませんが大切に残していくべき古墳でしょう。
名前 |
茶臼塚古墳 |
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ジャンル |
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住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
評価 |
3.6 |
津袋古墳群の一つ。
古墳には一本の松が生えていたそうです。