名前 |
坂本神社 |
---|---|
ジャンル |
/ |
住所 |
|
評価 |
3.0 |
坂本神社(王子宮・高良御子神社)は、県道53号線の追分交差点を高良山の方へ南へ1kmほど住宅街を登っていくとある神社です。
御祭神は九躰皇子(くたいおうじ)で、九躰皇子とは高良玉垂命の御子神たちで、5世紀に高良の神の託宣があって阿志岐山上に祀られ、8世紀になって現在地に遷宮しました。
毎年9月15日には、境内にある王子池でダイナミックな仕掛け花火「花火動乱蜂」が行われます。
江戸時代から伝わる豪快な仕掛け花火で、約370年前より伝わる神事です。
悪疫退散、五穀豊穣を祈願し、かつて、豊作と平穏を願った住民たちが花火を奉納したのが由来とされ、その後、久留米有馬藩の砲術をもって仕えた古川家が、この地区の人達に仕掛花火を伝授したものが「動乱蜂」として伝えられています。
導火の妙趣と、震天動地の雷鳴を伴って炸裂する瞬間花火となり、暗黒の空に千変万化飛び散ります。
蜂の巣をつついた時に、中の蜂がいっせいに飛び出し、怒り狂って飛び散るように上がる火炎は、凄い迫力で圧倒されました。