地主神として神夏磯姫命を祀る。
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地主神として神夏磯姫命を祀る。
神夏磯姫命は日本書紀の景行天皇の九州巡行にて、海路にて九州に入る際に三種の神器を掲げて景行天皇を出迎える人物。
豊前周囲にいる鼻垂・耳垂・麻剥・土折猪折という賊（土蜘蛛とは書かれていない）を討伐して欲しいと景行天皇にお願いし討伐してもらっている。
神夏磯姫は銅が採掘される香春岳を中心に栄えた氏族と考えられ、景行天皇への臣従の代わりに周囲の敵対勢力を排除したと思われる。
ばってん少女隊の「Oisa」MVロケ地ですね✨
神社横に4~5台分の駐車スペース有りました。
岩屋鍾乳洞へ行く途中旅の安全を祈願させていただきました。
雰囲気がよくて、いつもキレイにされています。
景行紀に曰く。
十二年秋七月、熊襲之に反き朝貢がず。
八月乙未朔己酉、筑紫に幸。
九月甲子朔戊辰、周芳の娑麼に到る。
時に天皇南を望み、之なる群卿に詔して曰く「南方に烟氣多く起つ、必ずや賊の將に在らむ。
」則ち之に留り、先づ多臣祖なる武諸木・國前臣祖なる菟名手・物部君祖なる夏花を遣り、其の狀を察さしむ。
爰に女人有り、曰く神夏磯媛。
其の徒える衆甚だ多く、一國の魁帥なり。
天皇の使者至れるを聆くや、則ち磯津山の賢木拔き、以て上枝に八握劒挂け、中枝に八咫鏡挂け、下枝に八尺瓊挂け、亦船舳に素幡樹て、參り向へて之に啓し曰く「願はくは兵下ぐること無かれ。
我の屬類、必ずや違ふこと有らじ、今將に德を歸すなり。
唯、殘る賊有るは、一に曰く鼻垂、妄りに假の名を號し、山谷に響聚し、菟狹川上に屯結す。
二に曰く耳垂、殘賊貧婪にして人民を屢略し、是れ御木(木、此云開)川上に居ます。
三に曰く麻剥、聚に潛み徒黨し、高羽川上に居ます。
四に曰く土折猪折、緑野川上に隱り住まひ、獨り恃むは山川の險、以て人民を多掠す。
是四人也、其の所據並びに要害の地、故、各領が眷屬より一處の長とは爲す也。
皆曰く『皇命に從はず。
』願はくは急ぎ之を擊ちたまへ。
失ふ勿れ。
」是に於て武諸木等、先づ麻剥之徒を誘ひつ。
仍ち赤衣・褌及種々奇物賜ひ、兼ねてより不服の三人撝らしむ。
乃ち己の衆率ゐて參り來れるを、悉く捕へ之を誅す。
天皇遂に筑紫へ幸、豐前國長峽縣に到る、行宮を興して居ます。
故、其處を號けて曰く京也。
この神について、当社由緒に曰く。
「景行天皇の熊襲征伐に際し天皇を周防の佐波（今の防府市）迄出迎え、九州平定に寄与されたのが我が夏吉地域開発の祖神、神夏磯姫でした。
」おそらく「神」は尊称、最初の「夏磯」という女性首長だったのだろう。
読み方は一定しないが「かむ なついそのひめ」と読んでおく。
物部夏花との関係は記されていない。
帰順に際し、八握劒・八咫鏡・八尺瓊と、三種の神器を奉るのは興味深い。
ついでに京都（みやこ）郡の由来にもなっている。
ところが地名を夏吉というのは、元の地名「夏焼」を忌んで改めたものであり、夏焼とは夏羽を焼いた意であったという。
仲哀紀に曰く。
（仲哀天皇九年）戊子、皇后、熊鷲を擊たむと欲して橿日宮より松峽宮に遷りたまふ。
丙申、轉じて山門縣に至り、則ち土蜘蛛なる田油津媛を誅す。
時に、田油津媛の兄なる夏羽、軍を興して迎へ來る、然し其の妹は誅さるるを聞きて之を逃ぐ。
当社由緒に曰く。
「年代は下がって姫の後裔夏羽は、朝廷に恨みを持ち神功皇后の暗殺を企てた妹田油津姫を援けんと、軍勢を催してかけつける途中で妹の敗戦を知り、逃げ帰って館に立て篭ったところを、追ってきた皇后の軍勢に焼き殺されました。
それ以来、夏羽焼-夏焼と、此の村が呼ばれる事になったのです。
」山門縣は柳川市大和町あたり、そこから軍勢を率いて此処まで攻め込んだとしたら中々の大事業。
単なる恨みつらみに終わらない利害関係があったに違いない。
夏吉の地名については「江戸時代小笠原藩祖忠真公巡國の折り当社に参詣され……不吉な夏焼の名称を夏吉と改称されました。
」とする。
小笠原公は中々の人物だったようで、守り神として合祀されている。
御祭神 仁徳天皇 応神天皇 神功皇后 相殿 地主神 神夏磯姫 輝徳霊神 小笠原忠真公。
香春岳の裾野を流れ彦山川と合流する金辺川そばに鎮座する。
この地の女神が景行天皇時代の神夏磯姫命であった。
後裔の夏羽・田油津姫は利害が一致しなかったのだろうか神功皇后と対立し滅ぼされてしまう。
鎮める社となるのだろう。
御祭神仁徳天皇・応神天皇・神功皇后・神夏磯姫命・小笠原忠真公参拝時は氏子だろうか数人で境内の木を刈ったり清掃をされていた。
帰り際御婦人から有り難うございましたと言われ恐縮しながらも良いお宮ですねと感じたままの返答しか出来なかったが、その方の無病息災を願った。
心に残る社である。
第12代景行天皇の熊襲征伐に際し、夏吉開発の祖神「神夏磯姫（かむなつそひめ）」が、周防の佐波（今の防府市）まで白旗をあげて出迎え、朝廷に反逆する4人の首長、莵狭（うさ）の鼻垂（はなたり）、御木（みけ）の耳垂（みみたり）、高羽（たかは）の麻剝（あさはぎ）、緑野の土折猪折（つちおりいおり）を告げたことが『日本書紀』に記されている。
神社の由緒書には、姫の後裔「夏羽」は朝廷に恨みを持ち、神功皇后の暗殺を企てた妹、田油津姫を援けんと軍勢を催してかけつける途中で、妹の敗戦を知り逃げ帰って館に立て籠ったところを、追って来た皇后の軍勢に焼き殺されました。
（岩屋須佐横の洞窟との説もある）それ以来、夏羽焼―夏焼とこの村が呼ばれる事になったという。
江戸時代、小笠原藩祖・忠真の巡国の折り、当社に参詣し、不吉な夏焼の村名を夏吉と改称した。
祭神は「神夏磯姫」を祀っていたが、子孫の夏羽たちの怨霊鎮めのために八幡神が勧請された。
参拝できましたことを感謝いたしております。
初めての参拝が今日の初詣。
これまで気にはなりながらも通りすぎていた。
玉串をいただいての参拝で感動を覚えた。
初詣のお世話をされている氏子の方々のお姿に、このお宮さまへの思い入れの深さを感じた。
故郷の神社＆古墳でよく見た祭神様なので懐かしい！哀しい古代の物語に浸るのもまた一興。
| 名前 |
若八幡神社 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
0947-45-8480 |
| 住所 |
|
| 関連サイト |
http://www.jinja-net.jp/jinjashi-kensaku/jsearch3jinjashi.php?jinjya=7705 |
| 評価 |
4.3 |
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🤔😐うーん。
素敵な場所なのですが、鳥居がぎょうらしい(方言)です。
古墳は凄いです。