如意輪寺仁王門、癒しのひと時。
旧山門の特徴
都道36号線沿いに位置する仁王門があります。
如意輪寺へのアクセスも便利で訪れやすいです。
落ち着いた雰囲気の中で歴史を感じられます。
名前 |
旧山門 |
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ジャンル |
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電話番号 |
042-421-3014 |
住所 |
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関連サイト |
https://tesshow.jp/tama/ekurumentokyo/temple_ntokyo_nyoirin.html |
評価 |
4.0 |
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如意輪寺の山門はどこかと言うと、今では都道36号線こと保谷志木線の前にある仁王門だと思います。
しかし、仁王門の前は道路は広い物の、正面から入ることはできず保谷志木線を曲がって入る事になり、いささか寺院の参道としては不自然な街づくりになっていると思われるでしょう。
その通り、実は本来の山門は敷地の南側にあるこの古びた門こそがそうなのです。
昭和40年(1965年)ごろまでは、暗渠になっていた水路も顔を出し、この旧山門前には小さいながらも欄干のついた橋が架かり、山門から南側は杉の木が立ち並ぶ参道があったのです。
おそらく、旧保谷市の宅地開発により参道は買い取られ、その代わりに昭和44年(1969年)に新しい山門として現在の仁王門が作られたと考えられます。
私が生まれる前に既に昔日の面影は失われていたわけですが、こうしてお寺が残り、今に生き延びるのは並々ならぬ経営努力が必要なのだな、と思い知らされます。
しかし、水路が暗渠になったのは物寂しく、一部分だけでも処理済みの下水でも流して昔日の谷戸の姿を見たいと思います。