古くから十王堂という小さなお堂があります。
山ノ内町佐野の禅寺、萬松山興隆寺の境内・墓苑には、古くから十王堂という小さなお堂があります。
現住職のお話では、ここにはもともと不動明王が祀られていたそうです。
興隆寺は、現在地に移設される前は、佐野集落の中心部にあったそうですが、山抜けと呼ばれる大規模な土石流があっ手集落が壊滅したために、江戸時代初期にこの山裾の高台に再建されたそうです。
十王堂は、ここにさらに古くからあったお堂を修復したものらしく、往古には不動尊堂だったのだとか。
してみると、ここには古代、修験の拠点となる寺院があったかもしれません。
名前 |
十王堂(不動尊堂) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.5 |
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十王堂と表記されている建物は鎮守社ではありませんか、地元民は昔からお鎮守さんと呼んでいます。