ひっそりとした場所にある近代化産業遺産です。
以下、説明書きの写しです。
原料陶土の処理工程施設明治27年(1894年)この地で三好源之助氏が製陶所を創業。
3年後に河野正吉氏(河野製陶所)に受け継がれて以来約50年間、主として耐酸瓶を昭和30年(1955年)まで製造。
その後は前面の施設を引き続き活用し、良質な陶土を昭和45年(1970年)まで生産。
施設の名称(手前より)①原土攪拌槽②篩(ふるい・・石や異物を除く)③バック(泥土沈澱槽)④オロ(泥土の水切りと養生)⑤盛鉢(陶土に仕上げ)尚、左手には百年以上前に築炉された登り窯の上層部2袋と最上部の小袋(通称 ふかせ=素焼き窯)及び煙突(煉瓦造り)が製陶所の面影を留めています。
上記の諸施設は、経済産業省から平成19年度(2007年度)「近代化産業遺産群」に認定されました。
名前 |
耐酸瓶 製陶所跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
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ひっそりとした場所にある近代化産業遺産です。
明治から昭和にかけて、硫酸・硝酸などの化学薬品を入れる耐酸瓶を製造。
最盛期には全国シェア70%とも言われる一大地場産業だったようです。