名前 |
建花寺の六地蔵 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.5 |
お堂に祀られた六体の地蔵菩薩。
伝説によると、江戸時代の後期、このあたりの峠に山賊が出没して旅人に危害を加えていたという。
事態を重く見た建花寺村の村人の申し出に応じ、黒田藩は腕に覚えのある武士を差し向け、山賊たちは捕らえられて斬首に処された。
その後、山賊の霊が祟りを為さぬよう、村人たちはこの六体の地蔵菩薩を祀って供養した。
六地蔵は六道(地獄界 餓鬼道 畜生道 阿修羅道 人間界 天上界)において衆生の苦悩を救うとされる。
この信仰から不思議な派生が起こり、建花寺の六地蔵は子供たちの守り神となった。
子供の病気、特に百日咳の際に霊験があるとして信仰されたという。