名前 |
南安倍川橋 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.1 |
静岡市中島と下川原の間の安倍川に架かる橋。
国道150号が通る。
昭和45年8月県営事業として,総工費16億円を投じて完成した橋で,長さ649.4m・幅員9.5m(車道7.5m・歩道2.0m)。
開通直後は2車線で暫定供用。
安倍川河口両岸地区は,その往来には上流の安倍川橋を迂回する方法しかなく,交通の便が悪かったため,昭和26年木橋が完成し,南安倍川橋と命名された。
同36年の大洪水で,木橋が崩壊し,一部流失。
その後10年崩壊のまま放置され交通止めの状態が続いたが,安倍川右岸の長田(おさだ)地区の著しい宅地化と,志太(しだ)地区への企業の進出で清水港との結び付きが強まるに及んで,南安倍川橋改修工事が望まれて完成に至った。
このため交通量は激増し,1日の交通量は数万台以上になっている。
同53年焼津市と静岡市広野を結ぶ国道150号バイパス(新日本坂トンネル)が開通し,この橋が果たす役割は飛躍的に増大した。
その後、4車線化され、近年は、150号線中島交差点が立体化されて流れがスムーズになり、駿河区海岸部を東西に結ぶ主要道路の一部となっている。