名前 |
旧法興寺浄土型伽藍址(岩熊廃寺) |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.0 |
昭和48(1973)年の発掘調査により、医王山法興寺境内南西方向の水田に古代伽藍跡が発見され、当地名から『岩熊廃寺』とも云われ、『旧法興寺 浄土型伽藍址』として、いすみ市の記念物(史跡)に指定されています。
当地からは奈良時代の瓦や法華経を刻んだ平安時代の瓦経が出土し、県内でも有数の古代寺院跡として伝承されます。
また、新たな住職が就任する際の儀式・晋山式(しんざんしき)が執行されていたことから、法興寺は古代寺院の法灯を受け継ぐ寺院であると云われていますが、16世紀後半の火災によって由緒書が焼失し、岩熊廃寺から現法興寺への具体的な変遷は解明されていないのが現状です。
水田作業に迷惑かけぬよう、繁忙期(3~7月、9~10月)を回避して畦道に駐車しました。