ひっそりと佇んでます。
かつて藤原氏の荘園とされた十三ヶ村に跨る広大な“坪生荘”の総鎮守とされたのが“新中八幡神社”でした。
“新中”は、“鎮守”の転訛とも言われています。
室町後期(戦国時代)の坪生荘の解体によって、総鎮守も幾つかに分かれたので、今はかつての大社の面影はありません。
板で囲われて中を見ることが難しい状態です。
坪生荘は九候家が治めていましたが、九修道家の峯殿置文(道家遺書)などによると、藤原氏の北家=摂関家の良房の末裔のようです。
藤原氏の祖の中臣氏は、豊前国仲津郡中臣郷を本貫とする氏族で、宇佐八幡との関わりが深く、新中八幡は、悪疫退散、五穀豊穣を願う荘園内の人々の信仰を集めていたようです。
名前 |
新中八幡社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
ひっそりと佇んでます。