明治時代に利根川と江戸川のショートカットとして水運...
1974年に利根運河の治水管理のために作られた水門です。
真夏の日中に訪れたためか流量は少なく、水門を渡った場所にある運河沿いのあずまやや遊歩道にも人影はなく、閑散としていました。
先週は江戸川沿いにある運河河口公園を訪れましたので今日は反対側となる利根川の接続場所を訪ねてみました。
こちらには巨大な水門があり、江戸川サイドと好対照です。
水門の近くには利根運河の案内板や東屋がありましたが訪れる人はなくてシーンとしていました。
水門の大きな堰が印象的です。
水量の増した日に見物してみたい気もしますが、水害も怖いので水量の少ない日に訪れました。
大きな人工物は作った人の苦労に思いを馳せるのが楽しく、ついついあちこちと訪れていまいます。
その名の通り、利根運河と利根川の接続点近くにある水門です。
普段は解放されていますが、洪水の恐れがある場合に作動するのでしょう。
利根川(右岸)サイクリングロードから、利根運河沿いのサイクリングロードに入る際のランドマークでもあります。
この水門のところで、自転車または徒歩で利根運河を渡ることもできます(一部未舗装)。
まあすぐ近くに水堰橋がありますが、サイクリングロード直結で車が通らないので、水堰橋よりこちらの方が渡りやすいです。
ただし、利根運河から北側は利根川(右岸)サイクリングロードが途切れていて、利根川上流にアクセスするには、野田市スポーツ公園まで一般道を走る必要があります。
名前 |
運河水門 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
https://www.ktr.mlit.go.jp/edogawa/study/sora/tone/detail/08sk01.html |
評価 |
4.2 |
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明治時代に利根川と江戸川のショートカットとして水運の要でもあった利根運河。
鉄道の発達で戦前には役目を終えていたのですが、首都圏の水需要対策として、暫定導水路として昭和50年(1975年)にこの運河水門が設置され、流れが蘇ったとのこと。
個人的には、この運河水門(野田導水機場)までが利根運河で、ここから先は利根川の扱いになっていることが分かって、訪ねた甲斐がありました(笑)なお、近くの利根運河一里塚の東屋から少し先に、煉瓦造りの旧樋門がありますので、参考まで。