お寺さんとお宮さんが一体となって更に全体が綺麗な公...
花見の頃はとても美しく、沢山の桜が咲きます。
人が通と自動でお経が流れます。
番外の霊場してお参りする人が多いのが取星寺です。
『四国偏礼霊場記』は「付」(つけたり)としてこの寺を載せていますが、立江寺より約三キロ離れた羽ノ浦町の岩脇というところにあります。
取星寺という名前にはたいへん意味があります。
信仰対象になる星は二つあって、ひとつは北斗七星・北極星を信仰対象にします。
もう1つは、求聞持法が成就したときに明星が降ってきます。
それを星降りともいいますが、そういう現象がおこらないと求聞持菩薩がその人に知恵を授けるということになりません。
虚空蔵菩薩のお使いの明星天使が告げ忙やってくるのが、星が降るということです。
それは流星でもいいわけです。
覚鏝上人は五回とも百日目になっても星が降らなかったのでやり直し、6回目に星が降ったのを見たと伝えられます。
真言宗から別れ根来寺の開祖になった覚鏝上人のことです そのくらい、虚空蔵求聞持法は星と関係が深い。
そうすると、阿波の霊場は求聞持法の霊場だといえます。
星谷に洞窟があって、その洞窟で求聞持法を修めたことから「星の岩屋」と呼ばれて『四国偏礼霊場記』は降った星が隕石(竃石)だとして、この寺の寺宝となっていると書いています。
阿波の山間部は、焼山寺といい太龍寺といい求聞持法を行う修行者が集まる霊地であったことを示しています。
ただ山間部以外に、吉野川の平野の中にも求聞持法の平野の中にも求聞持法の伝統と獄路菩薩をまつる山があります。
霊場にはなりませんでしたが高越山も求聞持法の霊場です。
弘法大師が阿波から土佐まで求聞持で回ったということがお寺の縁起からも分かります。
大師も何回かやったのでしょう。
阿南の方は必ず行きましょ。
お寺さんとお宮さんが一体となって更に全体が綺麗な公園の中にあって癒やされる場所です。
歩き遍路の皆さんぜひ阿千田越えで行ってほしいです。
名前 |
取星寺 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0884-44-2779 |
住所 |
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評価 |
4.0 |
弘法大師にゆかりある。
霊場。