名前 |
草野丈吉之像 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
草野丈吉(1839〜1886)は日本人による日本最初の西洋料理店と言われる長崎「良林亭」を創業した人で日本の西洋料理の父と言われている人物です。
オランダ領事館の調理師となり、オランダ公使のお気に入りとなり、オランダ船に乗り海外を回って西洋料理の知識を身に付ける事が出来ました。
文久3年(1863年)開業の「良林亭」は五代友厚の勧めで開いた店で、長崎奉行所が外国人を接待する際の御用達の店となりました。
慶応3年1867年に移転して「自遊亭」となってからは後藤象二郎が贔屓で訪れたそうです。
他にも小松帯刀、伊藤博文も訪れました。
元アメリカ大統領グラント将軍も訪れたという事で、どんな料理だったのか盛り付けだけでも見てみたいです。
その後、大阪、京都にも進出し、ホテル業も経営しながら日本のトップのコックとして勢力的な活躍をしていましたが、明治19年(1886年)に47歳で急逝されたそうです。