名前 |
姫路藩湊口番所跡 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.7 |
江戸時代の街の入り口。
海側に本陣が並び、山側には寺院が並ぶ構造になっていました。
その頃、室津は姫路藩であり、また参勤交代や朝鮮通信使、オランダ公使などの江戸参府の際の本州への上陸点として極めて重要な港町でした。
そのため姫路藩は初期から番所に兵を置いて警護にあたらせました。
オランダ商館関係で、2人の随伴ドイツ人の記録が残っています。
最初はケンペルで、次はシーボルト。
共に10本の槍、5本の薙刀があると記載、シーボルトの時代には港を掃射できる砲台がありました。
彼らの記述には「彼らは敬意を表してうずくまり(土下座)少しの騒音も立てなかった」「彼らはひざまずき、高度に敬意を表して礼儀正しく静まり返っている」と印象深い日本人の様子を残しています。