名前 |
白貝の浦 石碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
昔は海水浴場がありました。
この大浦海岸は播磨風土記に「白貝の浦(おふのうら)昔、白貝ありき。
故、因りて名と為す。
」とあり、豊富な魚介類のいる湾として記されています。
白貝は最近ではウバ貝ではなく、大野貝ではないかと言われています。
今は牡蠣の養殖場、私有地拡大で湾内に入る事はほぼ不可能ですが、石碑と景色は防波堤越しに短時間ながら楽しめます。
室津港の西隣であり、江戸時代の室津は陣屋が六つもあったため、その関係の船で埋め尽くされ、水不足の室津はこの湾から樽に入った水を船から下ろし、陸路運んだそうです。
歴史的には非常に価値のある地域です。
つい最近まで、現在の国道250号線はなく、あっても難所続きの網干ー大浦までであり、大名やオランダ行使、朝鮮通信使、商人達は旧室津街道を北上し鳩が峰を通って正條宿へのルートのみを使い、相生方面への道は存在しませんでした。