名前 |
大城戸館跡 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.0 |
大城戸館跡(おおきどかんあと)※静岡県重要遺跡※森町指定文化財史跡所在地 静岡県周智郡森町円田(旧粟倉村)築城年 11世紀築城者 北嶋孫左衛門形態 屋敷遺構 勅使井戸・土塁別名 養父屋敷11世紀以降に、小國神社の神領荘園の開発領主である粟倉殿(一宮田遊びに唱えられる)北嶋氏が構えた、約2.500坪にもなる屋敷跡である。
北嶋氏は、出雲國造(いずものくにやつこ)「千家・北島」家の分脈とされる。
平成7年に、遺跡確認調査が行われ、特に弥生晩期から古墳時代に移行する時期の弥生土器や須恵器、11世紀から15世紀にかけての舶載青磁や国内陶磁器が多量に出土したそうです。
中でも、山陰系弥生土器の出土は出雲地方との、交易を物語る遺物として注目される様です。
屋敷跡は、四方に土塁を配し、旧太田川の川跡とみられる小籔川が、この館に付随し水路を形成していたとみられます。