名前 |
愛染堂と南谷の坊の跡 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.0 |
取り敢えず史跡。
なんか痕跡とかもわからない。
石垣があるだけ。
石清水八幡宮から東へ階段を下るルートを「表参道」といい参道横の石垣を「坊」の跡です。
「南谷」と言われたこの周辺を坊や仏堂が立ち並んでいましたが明治時代の神仏神仏分離令により失われました。
三ノ鳥居周辺には平安時代に栄華を極めた藤原道長がが建てた仏塔があり、鳥居の直ぐ南には天治三年(1126)に平宗実が建てた「駿河三昧堂」という多宝塔がありました。
さらに三ノ鳥居の北東には愛染堂(盛輪員)がありました。
石清水八幡宮別当であった壇棟清により寛元四年(1264)に建てられたものです。
かつて本堂の南西、西谷にあり八幡市の古墳の上に移築された八角堂と同じ、隅切り八角堂の仏堂だったようです。
愛染堂あったと伝えられる愛染明王像は、現在愛知県蒲郡市の永向寺に安置されています。