名前 |
東組事務所 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
東組は、亀崎潮干祭で宮本車つまり氏神を地域内に有する山車組であるため、他地区と同じく前山において、かくれ三人遣い三番叟を操る。
上山人形は、「湯取り神事」である。
湯取り神事では神官が御幣で釜を清める所作を3~4回繰り返した後、巫女が玉串を振りお湯花を散らし、その際紙ふぶきによって湯玉の飛び散る様を表わしている。
口上文は以下のとおり「鶴も来て舞う 亀崎の春の潮干の御祭礼曳き出す山車のそが中に氏子の人の罪とがを拂い清める三番叟、御神湯神楽の有難や宮本車の尊しや 宮本車の尊しや」宮本車の旧車は、1864年、碧南市鶴ヶ崎へ譲渡され、虹梁の龍は1822年名古屋の藩御用彫師早瀬長兵衛が彫刻している。
この山車は、「尾張名所図会」に描かれている山車と思われる。