名前 |
善福寺跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
善福寺(ぜんぷくじ)跡。
芸藩通志の古地図においては万福寺の文字が記され、地元では伝福寺と呼ばれていた。
山陽自動車道の建設に先立ち、1981年に発掘調査が行われ、石垣の跡、火葬された骨、五輪塔、石仏、古銭、和鏡、陶磁器等が出土した。
出土した遺物は13世紀〜15世紀ごろのものから、江戸時代以降のものまで含まれている。
寺院の建物の遺構は見つからなかったが、古い墓地があったことが予想される。
現在は、高速道路本線と志和インターチェンジになっており旧状を知ることはできない。
そのため、正確な場所はわからなかったが、当時の発掘現場の写真や図面を見比べ、ここだというところにピンを立てた。
■参考文献山陽自動車道建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告(Ⅰ)