名前 |
産屋神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
神仏分離令以前に日吉大社が山王権現であったころ、ここ産屋神社は山王二十一社のうちの中七社の「王子社」であった。
ご祭神は鴨別雷命であり、大山咋命と鴨玉依姫命の子供とされた。
なぜここに社殿があるのか。
それは春の山王祭において八王子山から下りてきた大山咋命荒御魂と鴨玉依姫命荒御魂が憑依した神輿がこの社殿まえの大政所で激しくぶつかり合い、性の交わりを模倣する動きをなす。
それにより子供が生まれた、それが鴨別雷命だからここにこそ社殿がなければならないのだ。
古代の日本では性の交わりを模倣する動きを祭祀に取り入れて、五穀豊穣を願う祭りは非常に多いから奇異なことではない。