石段は心して登るべし。
近所二人連れのご婦人が会釈しながら「遠くまで行かなくても神社の前のこの桜を見れば花見に十分だわ」と言って立ち止まりしばらく眺めてから立ち去りです。
「上山神社」は東今在家の面影山裾美しい桜木と共に鳥居が迎えます。
御祭神はご夫婦です。
夫、須佐之男命(すさのうのみこと)婦、櫛之田比売命(くしなだひめのみこと) 防疫の神との事です。
石段から拝殿までの両側にはムク、サクラ、ツバキ等の古木で鬱蒼としており、特に拝殿近くのシイの大木(高さ20㍍、幹回り4.5㍍)には圧倒されます。
樹齢は一千年を越えるそうですから(平安時代?)言葉もありません。
拝殿に至る前の平地に井戸が掘られていますが、井戸の水はこれまでに枯れたことはなく一定に保たれているとの事です。
確かに付近は苔がびっしりと生育して湿気が豊富です。
地面や山肌に凭れるだけでじわっとしてきます。
「上山神社」は創建時期は不詳ですが長い間崇拝されて明治7年改称して現在に至っています。
名前 |
上山神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.5 |
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石段は心して登るべし。
地元の方に大事にされている神社。