京都府綾部市十倉名畑町の神社。
京都府綾部市十倉名畑町の神社。
丹後国、何鹿郡。
式内社。
主祭神は、天下春命。
邇芸速日命、32人の防衛。
思兼神の子。
丹波国造の祖神、神魂命(神皇産霊尊)とする説あり。
物部氏関連社。
八ヵ村の氏神で、大宮一宮大明神と云った。
元亀・天正の兵火で宝物・古記録を焼失。
最初の印象は、綾部市からも遠く、山を越えて、やっと開けた場所が見えてきたと思ったら、神社が目前だった。
現在は静かな道路前にある神社といった趣だが、奥へ参道を進むと、広い境内に出会う。
現地は、綾部駅から北東へ10Km。
国道27号線を東へ、山家交差点を左折、府道1号線を道なりに8.5Km進むと、左手に見える。
一緒に、山家城址公園を見ていきたい。
式内社つながりで、伊也神社がある。
パワースポットでは、西に5Km、景徳山安国寺がある。
茅葺きの本堂が珍しい。
物部氏関連社では、西に8Km、福太神社がある。
関西では珍しい天下春命をお祀りしています。
天下春命は饒速日命が天降りの際、随従された32柱の1柱です🙇
昔、洪水が起き、神社周辺は水浸しとなった。
特に上林川の屈曲点、現在は広大な農地になっているあたりは大きな湖のようになったそうです。
そして、神社のあたりに大蛇が流れ着き、それを神社にお奉りしたところ水が引いて水害は治まった。
そんな口伝がある。
そんなブログを見つけました。
大蛇を奉ったから鳥居の七五三縄が蛇に。
ココの神社の御祭神は天下春命(アマノシタハルノミコト)で、天石屋戸にこもった天照大御神を外に連れ出す知恵を考えた思金神(オモイカネ)の息子で、開墾の神とされいます。
御祭神も変わっていますし、神社の作りも少し変わっていて、河牟奈備と言う名前といい、興味のそそられる神社です。
外からとても昭和なトイレが見えるのも(笑)
河牟奈備神社かむなびじんじゃ京都府綾部市十倉名畑町古気良10-1祭神天下春命(あめのうわはるのみこと)思兼神の御子神で饒速日命が天磐船に乗って天降った際、随従した神つまり物部系の神です知々夫国造(ちちぶのくにのみやつこ)の先祖。
可牟奈備(かむなび)神社名前の雰囲気でわかるように式内社。
社格は旧郷社元亀天正年間に兵火にかかり宝物記事等が消失境内にある阿上社に永久二年(1114年)の石碑があり、綾部市最古の金石文だそう鳥居は古めの木製とH21.1製、H26.10製石製の三つ。
狛犬は昭和3年11月製。
非常に可愛らしい。
社務所?にある陶製便器がいい感じに古いです。
に饒速日尊について出雲からきた天下春(あまのしたはる)命を祀る。
@古代日本正史 原田常治著。
名前 |
河牟奈備神社 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
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評価 |
4.1 |
地元の崇敬神社だと思います。
とても古くからの崇敬で構造からも背後の山が御本尊であると見えました。
後朱雀天皇の歌に神奈備山との表記があり、将にその通りでした。
鳥居をくぐると参道は静謐で凛とした雰囲気となり、湿度や気温が変化し何気に生えている杉の大木や正面の御本尊からの氣で満ちています。
朱色の鳥居を抜け拝殿に覆われた本殿前の鳥居をくぐると、山から弱い風が吹き身を浄められている様でした。
特段強いパワーは感じなかったですが参道の雰囲気や本殿前の微風は心地良くお招き頂けた事に感謝しました。
この付近、丹波國の本殿や拝殿に施されている丸彫は芸術作品クラスが多いです。
見ておいたほうが良いと思います。
府道が改修されたことで、参拝しやすくなっていると思います。
一応駐車場もあり、バス停もあります。
ただ自動車かバイクで訪れるべきですね。