ここに何か在るのだろうと以前から思っていたが遺跡だ...
ある程度の装備がないと、危険な場所にあります。
かなり危険ですが秘境って感じです。
場所がわかりにくい😅
とても良かったです。
「たていしどうけついせき」"Tateishidoketu iseki" Tateishi Cave ruins道路からは岩の一部と鳥居と祠が見えており、ここに何か在るのだろうと以前から思っていたが遺跡だとは知らずに居た。
友達に遺跡があると言われたのはつい最近で、とりあえずマップに追加したものの何かのついでや目的がないドライブ以外では来ることがない場所でもある。
で、ようやく行けたので写真とクチコミが書ける。
この洞穴には昔話として非常に興味深い記述がある。
この洞穴が青森空港付近にある王余魚沢(かれいざわ:Kareizawa)地区へ通じるワームホールがあり、犬がここを通ってカレイ(魚:鰈)を持ち帰っていたのだという。
そういう言い伝えもあってか、もしも洞穴に入った途端に王余魚沢に飛ばされたらと思うと迂闊に奥に入ることができない。
海岸まで下りるとそそり立つ巨大な岩と、付け根にある決して狭くはない洞穴がとても印象的。
実際にそこへ泊まってみたくなるくらいの空間があり、大昔の人がここに仮の宿を求めて泊まったと言われても十分に納得できる。
洞窟に入ろうとしたところ大きなコウモリが驚いて奥の方に逃げていった。
洞窟の床は苔が生えていたため、実際に泊まってみるには色々と準備が必要かもしれない。
コウモリの糞って臭いと聞くので、ここに泊まるには色んな勇気が必要だ。
あと、撮影のために磯の岩を渡っていたのだが、岩陰に居たアオサギが急に飛び立ってそっちの方がもっと驚いた。
アオサギって結構大きいからね。
行き方だけど、まず、漁港側から北上。
一旦ここを通り過ぎて、道路を海岸が見えるところまで下りるとすぐ左の路肩に車が置けるスペースがある。
そこに停めてから来た道を徒歩で祠へ500mくらい。
事前にネットで調べていたのだがどっちから降りたら良いのか忘れ、とりあえず北側斜面から下りてしまい失敗。
南側斜面が正解だった。
どちらかと言うと北側斜面の傾斜が危険かな?。
木の根が露出しているので、足を置く場所さえ間違えなければ楽勝とも言える。
オラ的にはどちらの斜面も幼少期からの山菜採りで普通に昇り降りできるレベルであり、崖というほど急なイメージではなかった。
ここの海は非常に透明で綺麗。
海水も海臭くはない。
周辺の海岸はゴツゴツした磯と、岩が砕けて散った四角くい石の海岸で構成されている。
石の組成は質感からほぼ同じものと推測。
ただ、白、橙、赤、灰、黄、黒とカラフルで、よく見ると珪化木も少々混じっている。
面白いので何個がサンプルとしてゲットしてきた。
気になった点がある。
最近、文化財や天然記念物にロッククライマーが杭を打ち込むという事件が発生している。
で、ここにもあった・・無残だな。
ここは遺跡であり、鳥居と祠もある。
こと催事や神事というイベント好きな日本人であれば、普通はこういう場所でお行儀よくするものだと親や祖父母から習う。
で、宗教とイベントをごちゃまぜにする変な人種の割に何かと縁起を担いだりする意外と信心深いのが日本人の本質であると思っていた。
しかしどうだろう。
北側には家電やら家具。
大量の釣り竿が不法投棄され、 南側の絶壁にはロッククライマーにより打ち込まれた杭とフック(ハーケン)が岩肌に。
その杭の目印のために赤いスプレーが吹き付けられていた。
こういった輩はいったい何を考えているだろう。
いつから日本人はこんな残念で馬鹿なことを平気でするようになったのだろう。
こんな珍しいものが気軽に見れるという有り難さよりも、自分のことしか考えていないという事実が非常に腹立たしい。
<2017/09/03> Street View追加久しぶりに行ってきた。
撮影は10分で済ませようと鳥居前に1台分のスペースがあるのでそこに停める。
一気に下に降りて撮影。
日当り良好で凄く綺麗なSVが撮れた。
斜面を登ると地元の人か、高齢の女性が、軽トラを降りて祠の方に手を合わせていた。
やはりこの場所は地元の人にとって神聖な場所ではないか。
杭を打った愚か者はとんでもないことをしたものだ。
案の定、大岩の周りには行政機関が注意書きを取り付けていた。
それも撮影してきたのでアップしておく。
名前 |
立石洞窟遺跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.3 |
立石洞窟遺跡 洞窟/岩屋高さ30mほどのそびえたつ巨石。
その根部には直径2m程の海食洞。
1945年(昭和20年)に日本軍がこの洞穴を火薬庫として利用しようとしたら遺跡発見 東津軽郡平内町大字浅所。