浄土宗の宗祖・法然上人の歌碑です。
浄土宗の宗祖・法然上人の歌碑です。
法然上人が詠んだという「池の水 ひとのこころに 似たりけり にごりすむこと さだめなければ」の歌碑について、現地に「変わりやすい人の心を池の水にたとえてお歌に示された」と案内される。
時に澄み、時に濁る池のように、穏やかであったり、妬み嫉みがわきおこったりなど、人の心は煩悩によって、定まらず揺れ動いて思うに任せることができないが、「念仏」はその煩悩を断ち切ることを勧める教えではなく、煩悩を持ったまま救われていく教えだという。
阿弥陀仏は心乱れるような人をこそ救ってくれるという。
なお、「法然(ほうねん)」(1133/長承2年~1212/建暦2年)諱「源空(げんくう)」は、比叡山に学び、仏を心中に念じその名を声に出して唱える「称名念仏(しょうみょうねんぶつ)」に専修する教えを確立して、1175(承安5)年「浄土宗」開祖となったが、旧仏教からの激しい圧迫をうけ、四国に流されたという。
後に許されて帰京するも、翌年80年の生涯を閉じている。
「浄土真宗」開祖「親鸞」も「法然」門弟となり、念仏を唱えて極楽浄土に往生することを説く「浄土教」の教えを受けたと伝わっている。
歌碑があります。
名前 |
法然上人歌碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
心に刻み読み上げる。