名前 |
伝祥応寺跡・塚跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.3 |
国分尼寺跡を北へ向かうと伝鎌倉街道跡につながり、90mほど先、東と西に階段があり、東には塚跡がある。
雑木林の中の山路を想わす小径を行くと、眼下の武蔵野線をガタンゴトンと電車が走り過ぎる。
その向こうに国分寺、府中、小金井の街並み、遥か遠くに新宿の高層ビル群。
ここはあまり知られていない絶好の展望台です。
この塚跡からは素焼きの土器や仏具が出土し、中世の頃、加持祈祷が行われた修法壇跡といわれ、西側の祥応寺と一体だったようです。
西の階段を登ると小広い台地になリ、この地が祥応寺跡です。
国分寺北口にある祥応寺の前身寺院と言われています。
雑木林の中の台地は静けさ漂い、野鳥のさえづりが響き渡る。
こんな所に茶屋などあれば素晴らしいナと想った。
が、そんなことお役所に知れたら「ここは重要な遺跡だ。
そんなことを考えるとは不埒(ふらち)な奴」と、叱られるかもしれない。
伝鎌倉街道跡と共に中世の重要な遺跡です。