名前 |
四脚門 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0266-52-1919 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
3.2 |
近年は「北参道」を使う参詣者が増えているが、本来の参詣順路として案内される「東参道」の「入口御門」から「布橋」を進むと、「東宝殿」「西宝殿」を両側に「四脚門(よつあしもん/2本の本柱の前後に2本ずつ4本の柱があるのでこの名がある)」がある。
1582(天正10)年の織田信長による兵火で焼失したが、現在の門は1608(慶長13)年、徳川家康が勘定奉行大久保長安に命じて建立させたもので、国の重要文化財に指定されている。
かつては祭神の裔で「依代(よりしろ/神霊が降臨して意志を伝えるために依りつく物をいう。
樹木、石、人間などが依代となることが多い。
)」とされた「大祝(おおほうり)」だけが最上段「硯石(すずりいし/『脇片拝殿』屋根に見える石で、石の凹面が常に水を湛えていることからその名が来ているという。
現地に『明神の天降り給う場所であり神降しをする古代宗教の最高至極の位置』と案内されている。
)」と呼ばれる「磐座(いわくら/神のいる場所を称える語で、やがて神の依代とされる岩石をさす語になった。
)」へ登るために使った門だったというが、現在は重要祭事にのみ開かれる門だ。