気仙三十三観音の一つである常膳寺。
無住の寺院ながら境内はほどほどに整備されています。
観音堂は元禄期の再建で、外連味に欠けるものの、気仙大工の優れた技巧を随所に看取できます。
観音堂手前の姥杉が、一二〇〇年の古刹に相応しい雰囲気を醸し出しています。
公共交通機関でのアクセスはろくなものではありませんが、悪くはない見ごたえだと思います。
姥杉の大きさに圧倒されました。
気仙観音霊場27気仙観音霊場28岩手県陸前高田市米崎町和野107
樹齢1,000年以上………。
スゴ。
境内には太い杉が多数たっていますが、そのなかでも天然記念物に指定されている姥杉は素晴らしい存在感を持っています。
岩手県で最も大きい杉とされ、樹齡1000年以上といわれているようです。
気仙三十三観音の一つである常膳寺。
岩手県の天然記念物に指定される姥杉も一見の価値あり。
お盆には地域の人と関東の若者が運営する盆踊りもあります。
温かくて、懐かしい地域にある、素敵なお寺です。
名前 |
鶏頭山常膳寺 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.3 |
常膳寺の十一面観音菩薩は、矢作町「観音寺」、大船渡市猪川町の「長谷寺」の観音様とともに「気仙三観音」と言われている。
人里離れた常膳寺の境内には岩手県の天然記念物に指定されている「姥杉」が静かに佇んでいる。
周辺の杉の木も大木であるが「姥杉」と比べてしまうと見劣りしてしまうが、よく見ると周りの巨木が「姥杉」を強い風などから守っているようにも見える。