横穴式石室として市内最大規模の方墳。
名前 |
権現山古墳 |
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ジャンル |
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住所 |
34°52'15. 134°43'37., 4丁目-1 安田 姫路市 兵庫県 670-0955 日本 |
評価 |
3.8 |
市の指定文化財に指定された、横穴式石室として市内最大規模の方墳。
最大規模の名に恥じぬ玄室の広さ・高さ、羨道も自身の身長(170cm)で屈むことなく両手を万歳しても天井に届かない造りは、最大規模と呼ぶに相応しい造りです。
説明板は2つあり、一つは「上砥堀公園」の手前と当古墳の前にありますが、基本的な説明は同じで微妙に情報が違う部分があるので(古墳の上にかつて神社があり、その関係で墳丘が削られ平らになり、他の盛り土の一部も削られて円墳のような形だったが実は方墳だったという部分)立ち寄られた場合は、どちらも見ておくことをお勧めします。
この上にあったとされる神社は現在はありませんが、神社を建てて、撤去しても下部の石室が今も崩壊せず残っていることに対し、高度な技術と手法が使われたことを証明していると思います。
この古墳は公園脇にありますが、マップナビで訪れた場合は公園を直進すると下へ続く階段があるので降りて古墳方向へ歩くと片袖式石室が見えてきます。
古墳をぐるっと見ようとフェンス側へ行くと道が荒れている(泥濘に近い状態・未整備)なので足元には注意が必要です。
駐車場などの設備はありませんが、一時駐車の不可は現地の状況にもよりますが上砥堀公園付近に停めることになります。