タイムスリップした気持ちになります。
街道沿いの各家の玄関に茶色の暖簾がかかってあります。
町中が「ちりめん街道」を維持されているようです。
観光客は暖簾を眺めて歩いていますが、ここにお住まいの方々は家の中を覗かれている?どのお宅もレースのカーテンがかかってあります。
残された江戸時代末期から昭和にかけて建設された建物群から、この周辺がちりめん産業により非常に繁栄した当時最先端の、初期資本主義の集積地であったことがわかる。
この小さな町に工場がたくさん建設されて職工たちが雇用され、生産された製品を出荷するために工場主たちが出資して鉄道まで附設された。
郵便局が置かれ、電信により生糸市場の情報を収集し、いち早く電気を使用し、銀行も設立された。
丹後でも最も豊かな地域であり、残された屋敷からそれが窺える。
惜しいのは残されたものからもっと全体的な構図について解説したり学べる博物館のようなものがあれば、という点。
個々の屋敷の造作からは素人にわかることはかなり少ない。
昔の建築物がそのまま残っている箇所があり、タイムスリップした気持ちになります。
しかし所々、近代の家がありますので全部が全部、昔の建物と思って行くとがっかりするかも。
タイミングが合えば機を織る音が聞こえますので、非常に情緒あるかと。
あとは基本的には人が住んでいる民家ですので静かにすることがマナーかと。
名前 |
ちりめん街道 (与謝野町加悦伝統的建造物群保存地区) |
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ジャンル |
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電話番号 |
0772-43-0155 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.1 |
7月からスタートしたちりめん街道マルシェ✨