谷崎潤一郎という作家すら知らず偶然前を通りました。
倚松庵(谷崎潤一郎旧邸) / / .
1980年代、この建物を保存するために活動する市民の方々がおられた。
倚松庵の写真のテレホンカード、一枚800円、を作り、協力者に寄付を呼びかけた。
この金額は小さいけれど、倚松庵の建物が、広く市民に知られることとなった。
東京から関西に疎開した谷崎潤一郎は、関西の美しい言葉(特に船場言葉)を残すために「細雪」を執筆したと、聞いたことがある。
谷崎潤一郎が描いた神戸、京都(特に平安神宮神苑の紅しだれ桜が印象的)など、四姉妹とともに、美しい関西の生活ぶりが、記憶に残る。
作家の谷崎潤一郎が居住跡です。
本当は現在地より南にあったのを道路整備の為移設したそうです。
中は色々な資料が展示されています。
お名前は有名なので知っていたんですがどんな人か知らなかったんですが見学さして頂いて興味がわきました。
近くには魚崎郷がありますし、目の前には住吉川が流れていて散策しながら楽しめますよ。
開館日は事前に確認して下さい。
細雪の世界感が色濃く残る谷崎旧邸。
もう一度細雪を読み返したくなる場所です。
阪神間モダニズムにも思いを馳せることの出来る空間でした。
来れて良かった。
細雪の舞台になったとおもうと感慨深くなりました。
「細雪」を執筆した旧宅ですが、実生活と細雪とが重なり、深い感動を得ながら拝見しました。
お庭もお家の中もきれいな状態で管理されています。
細雪は読んだことないですが、読んでみようと思いました。
受付の人がもうちょっと優しいと入りやすいなと思います。
落ち着いた趣があります。
あまり広くないですが、住吉川沿いの景観のいいところに建ってます。
このような日本家屋をしっかりと保存し、無料で公開している神戸市は偉い。
ノーベル文学賞を取ってもおかしくなかった(実際に候補リストに入っていたことが、近年公開されたノーベル財団の資料から明らかになっている)谷崎潤一郎が、大作『細雪』をものした旧宅であることは、もちろん最重要な要素ではあるけれど、大正から昭和初期の木造日本家屋として、その構造、光の入り具合、調度など、当方のような年寄りには、祖父母の世代の家を思い出させる懐かしいものである。
これからも末永く、大事に保存し続けていただきたいものである。
好きな人にはたまらない空間です。
住吉川右岸にある谷崎潤一郎氏の7年間ほど住み「細雪」を書いたと言われる家屋です。
もともとあった場所から150mほど上流に移されたとのことです。
内部は壁を除いて廊下等凄くよく復元されており、窓のガラスも昔のまま使われて台風、不注意などで割らずに残して欲しいと思いました。
細雪の世界観を感じることが出来ます。
現実と比べて部屋のサイズをちょっぴり背伸びして小説としているのは微笑ましくもあります。
谷崎潤一郎が戦前に居住していた家屋を移築したものらしい。
『細雪』の家としても知られる。
物語では上流の大阪人の生活が描かれるが、建物の外観の印象は何も足さず何も引かずで華美とは程遠く、むしろ簡素・質朴ですらある・・にも関わらず内奥からエレガンスを漂わせ、当時の阪神間モダニズムの美意識を窺わせるとともに、その生活文化シーンをも彷彿とさせる。
すっくと正面玄関脇に樹つ松の幹の柔らかな曲線が、気のせいか艶めかしげ。
ちなみに芦屋に谷崎潤一郎記念館というのが有るので、ついでに立ち寄ってみるのも良さそう。
とても勉強になりました✨
谷崎潤一郎が住んでいた時の机や椅子がそのままに。
窓がたくさんあって、それも広々とした窓で、風がよく通っていて、眺めも良かったです。
大変趣のあるたたずまい。
管理されていらっしゃる方もとても感じの良い方々で、気持ちよく拝見できました。
傍を走るモノレールさえ無ければなお良いのですが。
涼しく、いかにも谷崎が好んでいそうな家。
こんな家に私も住みたいと思ってしまった。
谷崎潤一郎旧居。
細雪はこちらの宅で執筆されたとのこと。
土日限定公開。
無料。
2階の解放された窓から流れ込む風がなんとも心地よい。
小さいながらもよく保存されています。
別になんてことないと言えばなんてことないんだが、高い趣味と教養のある文学者がどういう住環境を是としたのかを実感できて面白い。
谷崎潤一郎が過ごした和洋折衷の邸宅見学は無料。
名前 |
倚松庵(谷崎潤一郎旧邸) |
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ジャンル |
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電話番号 |
078-842-0730 |
住所 |
〒658-0052 兵庫県神戸市東灘区住吉東町1丁目6−50 |
営業時間 |
[土日] 10:00~16:00 [月火水木金] 定休日 |
関連サイト |
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/ishoan/index.html |
評価 |
4.1 |
とても勉強になりました✨ここを知らずに、谷崎潤一郎という作家すら知らず偶然前を通りました。
なにか惹かれるものがありました。
2階の窓が開いていました。
後で検索すると翌日の午後にお話し会があることを知りました。
それにはいけなかったのですが、午前中に伺いました。
午後からのイベントのためか、たくさんの関係者の女性がおられ、温かく迎えてくださったことを今でも覚えています。
まだ作品を読めていないのが恥ずかしいです。