第65代・花山天皇の紙屋川上陵に治定されています。
花山天皇 紙屋川上陵 / / .
第65代花山天皇 紙屋上陵参道あり。
分かりにくかった。
平安時代中期、第65代天皇。
1862年(文久2年)から行った「文久の修陵」で整備された、方丘の陵墓です。
陵墓地形図(昭和4年測量)では、非常に長い参道が記載されいていますが、現在は短い参道になっています。
被葬者:第65代・花山天皇宮内庁により、第65代・花山天皇の紙屋川上陵に治定されています。
花山天皇は平安時代を生きた方で、父は第63代・冷泉天皇、母は藤原懐子です。
拝:2020/10/31
天皇陵墓巡り(^^)/
花山天皇陛下は二年の御在位でしたが、和歌や絵画・建築・工芸などに非凡な才能を発揮しました。
陛下が巡礼した場所は、今も西国三十三箇所巡礼として継承されるくらいの法力を身につけたといわれている。
歴史物語の大鏡にも載っているとおりや藤原道兼が花山天皇陛下を欺いて出家させるなど皇室天皇家が藤原家の権力に影響を受けていた時代であります。
堀を2重に巡らせた方丘の陵墓ですが、堀は見ることができません。
陵墓周辺は開発が進み、宮内庁書陵部の陵墓地形図集成に記されているような長い参道はわずかしか現存していません。
同書によると面積は2545㎡と記載されています。
2019年12月現在、鳥居の改修工事が行われています。
普通に住宅街に、ポツンと現れる御陵です。
京都この界隈では良くありますが、北野天満宮や平野神社、金閣寺など、周囲の観光の間に訪れるのはどうでしょう。
藤原氏の往時、若くして即位された花山帝は、逸話も多いですが、若くして出家され、安倍晴明の逸話など話題に事欠きません。
西国三十三カ所巡礼の折や、その足跡を辿る際など、忍んで訪れるには良い場所です。
一応レベルで駐車スペースはあります。
長居する場所ではないと思いますので、車でも良いと思います。
紫式部さんのお父様ゆかりの帝様とお聞きしました。
心からご冥福をお祈りさせていただきました。
入り口は南側の民家さんの脇にあります。
住宅地の中に厳かな気持ちとなる所です。
短めのアプローチを持った天皇陵です。
名前 |
花山天皇 紙屋川上陵 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.1 |
京都北区衣笠の閑静な住宅街にある御陵 素敵なご婦人に声をかけていただき感無量でした。