地名としてあまりにも有名な「六地蔵」。
山城国・六体地蔵尊根本道場・ありがや此の娑婆世界の罪穢れ,過ち愚かな新仏,歳派も逝かぬ嬰児を賽の河原で、迷い給いし精霊を極楽往生致す擁導き溜ま有度在りがたや。
車で入れる東門は木造でしたが数年前に老朽化のため現在の石門へと建て替えられ門の屋根がなくなりました。
一方、南側の山門のほうは木造のまま古き良き風情を残しています。
ちなみに山門の入り口にある古い案内板は由緒書きではなく掲示板なのでもともと文字は書かれていません。
行事などがあるときだけ案内の紙が張られます。
古びた木目のせいか紙が貼ってないときに「文字が消えている」とよく勘違いされるようです。
駐車場は普段は東側の門から車で入って境内の空いているスペースに数台(3~4台)止められます(無料)。
また8月の地蔵盆など大きな行事のあるときは南側の桃山東文化ホールの駐車場が臨時駐車場になりますがそれでもせいぜい10台程度しか止められないので、近隣のコインパーキングか、少し離れますが北東方向にあるショッピングモールmomoテラス(4時間まで無料)か、イズミヤ六地蔵店(1時間無料、1000円以上購入で2時間無料)の駐車場を、買い物がてら利用可能です。
関西では夏の終わりの風習に「地蔵盆」という子供主体の行事があります。
最近は少子化で賑やかさが無くなった所も多く、ここ京都でも各町内会の最大の年次行事ともいえる「夏の地蔵盆」のテントの下には年配者ばかりが目立つようになりました。
古来より京の都に通ずる街道の出入り口付近に地蔵さまが配され、その中でも「六地蔵」と呼ばれる個所がそのいわれの通り6ヶ所あります。
8月23日の縁日には「六地蔵めぐり」の巡礼が今も盛んに行われます。
御詠歌の声明に地蔵尊信仰の御参りが続き、変わらぬ街の風情に心がほっこりします。
なぜか関西以外の方には不思議に思われます。
尚、中国宋の時代、地蔵菩薩と閻魔大王は表裏一体とされた記述が有るそうです。
京の盆行事の一つで、地蔵巡りは8月の22日、23日のみ開かれる行事でここ大善寺(伏見地蔵)、浄善寺(鳥羽地蔵)、地蔵寺(桂地蔵)、源光寺(常盤地蔵)、上善寺(鞍馬口地蔵)、徳林庵(山科地蔵)の6ヶ所ある。
なお何処から廻ってもよいとされる。
六地蔵とは地獄、餓鬼、畜生、修羅人間、天上の六道に迷い苦しむそれぞれの衆生を救済するための仏様であるという。
1130年前、小野篁(おののたかむら)が考えた霊像とのこと。
京の800年来続く伝統行事とされている。
篁が48歳の時、大病にかかり瀕死の状態におちり、夢遊の中で地獄世界にゆき、恐ろしい地獄の猛火の中に一人の尊い(修行僧)u003d比丘(びく)が慈悲の手を差し伸べて衆生を助けていた。
釈迦如来が滅した後、代わりに末世の衆生を救っていたのである!これに篁はいたく感激して、木幡山の桜の大木を切って六体の地蔵様を作った。
これをまた、後白河上皇は疫病退散や旅人の路上安全を願い、京の街道の入口の六ヶ所に一体づつ分けて御尊像を分けて置いたとされる。
★京の六地蔵めぐりのお寺 毎年8月22・23日法雲山大善寺(だいぜんじ)、宗派は浄土宗、本尊は阿弥陀如来705年開山の古刹、京の六地蔵めぐりの寺として有名で、当日には古いお札(お幡)を納める場所が設置されており、実質、六地蔵めぐりのゴールであろ。
こちらは伏見地蔵と呼ばれ、奈良街道への入り口であるこの地に安置された守護のお地蔵様です。
元は小野篁が六体のお地蔵様を造られ、お祀りしていたのですが、京を囲む各街道から走ってくる悪きものから守る為、六体のお地蔵様は都の各方面へ安置されています。
JRの駅名の由来にもなっている、地域のお寺です。
除夜の鐘を打たせていただけます。
小学生の頃8月22,23日六地蔵巡りの夜店があったんだよ。
地蔵盆には、多くの人が訪れます。
ふだんは、外環状線に面していますが、静かです。
開放的な素晴らしい寺院です。
六地蔵巡りの、私の出発のお寺です。
駐車場は特にありませんが、六地蔵巡りの2日間以外ならお寺の中に停めさせていただいてます。
入ってすぐ右の社務所で、朱印帳やはたをいただけます。
地名になっているような有名寺院ですが、観光地っぽさはゼロです。
拝観料なし、自由にお参りできます。
お寺の住民が敷地内に普通に住んでいる、地域のお寺のひとつという風情です。
六地蔵の地名由来の寺院です。
2018年12月23日訪問。
六地蔵駅の名前の起点なら是非に と想い、伺いました。
大きい通りに面した東側から入りましたが、南側からの山門が魅力的です。
時節柄、大掃除の最中にご朱印を乞うたのですが、作業の手を止めて対応してくださいました。
六角形の地蔵堂は、六地蔵と数字合わせしているのでしょうか。
白いお顔を拝して、合掌。
近所のおばあさんでょうか、お地蔵さんに向かってずっーと愚痴を話している姿が印象的でした。
南側入り口の立て看板(由緒書き)がまったく見えなくなっています。
ふだんはひっそりしているお寺ですが、夏の地蔵盆の頃、8月22日~23日は六地蔵参りの参拝者で朝から大賑わいとなります。
京都の人には欠くことのできないお寺のひとつです。
六地蔵参りでは、参拝者は京都の6つのお寺を巡りお寺毎に異なる6色の御札を受けて家の玄関に吊るし一年の家内安全を祈願します。
大善寺の御札は白色で、「福徳延命」と書かれています。
また6つのお寺は京の都に入る街道の入口に置かれています。
この大善寺は奈良街道からの入口に当たります。
現在も国道1号の外環状線に面しています。
昔は国道に面した寺の入口には屋根付きの立派な山門がありましたが、現在はなくなり、柱二本のシンプルな入口に変わりました。
尚、国道に面していない南側の門は風格があります。
地名としてあまりにも有名な「六地蔵」。
そのルーツは、こちらのお寺。
南無。
京都十三佛霊場の第5番札所(地蔵菩薩)です。
2017/5/2拝受 京都十三仏霊場第5番札所。
浄土宗。
六地蔵詣り発祥の寺院。
京都十三仏霊場第5番札所の御朱印(六地蔵尊)を頂きました!
駅名の六地蔵にもなったお寺。
普通のお寺です。
もう少し商売っ気を出してほしい。
最寄り駅から何の案内もないのには驚きました。
六地蔵の名で有名なお寺です。
名前 |
大善寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
075-611-4966 |
住所 |
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評価 |
3.8 |
小野篁が一木から刻んだという六体の地蔵尊は、当初ここにお祀りされていました、今は小さな六地蔵が二組あります、白塗りの地蔵菩薩様が、凛々しく見えました。