普段は誰もいないのでゆっくり見れます。
清水寺から徒歩10分足らずのところにあるこの館。
寛次郎が住み、作品づくりに勤しんだお宅でもある。
寛次郎の凄いところは、陶芸のみならず家具、彫刻等々、制作の範囲が広いこと。
そして、生涯、作品づくりへの情熱・挑戦心は途絶えることなく、その作風も変遷し、日本のピカソみたいな人だと改めて思いました。
登り窯含めて、この古いお屋敷の維持管理は、さぞ大変だと思う。
おそらく子孫さんであろう御婦人に労いの言葉とお礼を述べ、館を後にしました。
星5つでは足りないくらい素晴らしい。
河井寛次郎が実際に使った窯や、生活空間に添えられた作品たち。
器だけを見てては気付かない作品の素晴らしさに気づける。
築年は1937年。
一見すると木造2階建の一軒家であるが、居宅兼工房として建設された為、内部は広く、工房には登り窯があるのが特徴。
建築面積は148平米らしいが広く感じる。
見学時間は40分ほどでしたが、もうちょっと時間取りたかったですね。
トイレは登り窯の横にあります。
河井寛次郎が何者なのかもよく知らず、「好きそうだから」と友人に勧められるままに訪れましたが、もうずばり好みです。
叶うことなら住みたいくらい。
この家は河井寛次郎が設計し、昭和12年に建てられたものだそうです。
どこを見ても河井寛次郎の美意識というのか、それが非常に調和していると思いました。
受付に申し出れば、館内の写真を撮ることが出来ます。
外国人のお客さんも多かったです。
皆さん「WOW!」を連発していました。
分かります。
その気持ち。
素晴らしいですもの。
ずっとここにいたいと思いました。
2階に上がる階段箪笥なども面白かったです。
(少し下りる時怖かったですけど)登り窯も見学出来ました。
ここの主人のような感じの猫、エキちゃんも可愛らしかったです。
おとなしくて、好きなだけ撫でさせてくれました。
また絶対にうかがいたいです。
建物の構造が面白く、吹き抜け、箪笥階段、その手摺は大きな数珠だったり、2階もくるりと取り囲む部屋はそれぞれに趣があり、様々な方向からその面白さに感心させられました。
使い込まれた木製の家具や自然と色が変わってしまった壁までがステキに見えてくるぐらい、温かみとバランスが優れた家の中は何度もぐるぐるまわってしまいました。
部屋を飾る置物や装飾品も民芸を超えた美術品でありながら、どこか親しみやすさと温かみを感じます。
河井氏の愛用品は、素材感たっぷりで限りなくシンプル、同じショーケースに続く作品との対照も印象深かったです。
寒風が強い日だったのでガタガタとガラス戸が揺れる音が家中に響いていましたが、人気の猫ちゃんは、日向と同時にゆるりと移動してずっとお昼寝。
そっと近寄っても意に介さず、こちらを訪れる皆さんも河井さんと同様の温かい人柄が多いのでしょうか、猫ちゃんも安心している風景にほっこりしました。
記念館とありますが、いろんな要素がつまったすばらしい宝箱のような場所でした。
作品や空間すべてのボリューム感が調和している。
ものづくりへの愛、暮らすことへの愛を感じる。
寛次郎さんのモノ作りの世界観のセンスが詰まっている場所でした。
建物も収受物も全てに意味やストーリーがあるようでした。
最高です!趣味で陶芸をしていたので、河井寛次郎の作品を見ようと思い行きましたが、作品だけではありません。
こちらは、まず建物が素晴らしい。
かわいいニャンコもいる!京都で1番お気に入りの場所になりました。
観光地として京都は人が多くなりがちです。
こちらは、民芸の真髄でもある道具や日常生活の中にある美を直接触れて感じられます。
畳に寝ころんで静かな時を過ごせます。
猫とともに。
2020/09/13訪問。
入館料¥900-です。
珍しいことに、受付で申し出て記帳すれば、個人使用の写真は内部や展示物も自由。
カメラ好きには嬉しい限りです。
外から見るとそれ程広そうに見えませんが、内部はかなり広く、見学は一時間弱は見込んだほうがよいでしょう。
国立博物館のあと少し時間あったので立ち寄りました。
アサヒビール大山崎山荘さんで河井寛次郎展をやっていて、先にそちらを観てから来たので、民藝運動の予備知識があり大変興味深かったです。
陶器の精緻な紋様も美しいですが、青の色合いが吸い込まれるような具合いです。
猫の駅くんはお昼寝中でした。
近寄ってもチラッと薄目を開けて誘うようなポーズのまま。
アルコール消毒してからおもう存分なでなでしたので、とても充実した気になれました。
清水寺に程近い、東山五条静かな住宅街にあります。
車一台がやっと通り抜けられるほどの狭い道沿いに、民家が建ち並んでいます。
いかにも京都らしい生活感が漂っています。
そんな中に溶け込むようにして建っているので格子にかけられた看板を見なければ記念館だとは気がつかずに素通りしてしまいそうです。
ガラガラと音を立てて引き戸を開けると、懐かしいカチコチと刻まれる時計の音が迎えてくれました。
ここは、大正から昭和の時代に活躍した陶芸作家・河井寛次郎(1890-1966)が実際に暮らしていた自宅兼工房だったそうです。
どっしりとした太い梁や柱には、山里の古民家のような風情を感じます。
作品を展示していますといったようなところは殆どみられません。
展示ケースに置かれているものもありますが、作品の殆どは、部屋の中に自然に置かれているのが好印象です。
大都会の中に佇む登り窯は圧巻。
京都五条の登り窯で焼かれた陶器があればそれだけで名品。
その時代を想像できる記念館。
日本のオリジナル、というか原型の空間体験ができる。
一級の名品はないが、タイムトラベルした感じがした。
ここで家族と暮らし、技を磨き焼窯で作品をつくっていた陶芸家の姿が目に浮かびます。
のんびりみられるのもありがたいです。
混んでほしくないけど投稿しちゃいました。
入口の引戸を開けて少し入ったところに受付があります。
陶工・河井寬次郎の住まい兼仕事場だった空間は、他とは異なる存在感があり、一見の価値があると思います。
作品だけでなく、中庭や工房、登り窯も見ることができます。
大正・昭和に活躍した陶芸家、河井寛次郎の住まい兼工房。
2階建ての和風建築の住まいは吹き抜けがあって、こういうところに住むことができたら何か違う発想が湧き出そうな、まあそんな感じがする空間です。
敷地の奥には登り窯がる。
河井寛次郎の作品がケースに入れられこともなく、何気なくあちこちに配置されている。
そして、全体にわりと明るく、柔らかい陰影があって、そのためか2階から中庭や室内を眺めていると、のんびりした気持ちになれます。
中庭には大きな丸石があって、デザイン的にいいアクセントになっている。
場所は京都国立博物館からちょっと北にいったところ。
たぶん歩いて10分程度。
京博にいったついでによくいきます。
河井寛次郎さんの人柄のわかる、触れられるくらいの距離に展示してある作品などが展示してあり、作陶仲間達と沢山の交流があった事が窺い知れる記念館です。
開かれた雰囲気なのにとても良い意味で張り詰めた空気感を感じたのは私だけでしょうか。
素晴らしい所でした。
京都で好きな場所は?と聞かれたらここと答えるかもしれない。
ただ作品が展示されているだけでなく、河井寛次郎の住まい兼仕事場をそのまま記念館にしていて、建物、家具などが一体になっていてその全てが素晴らしい。
生きていた気配が感じられる。
そもそもまずこの家自体がほんとに良い。
さらに登り窯もありそれも内部まで見ることが出来る。
あとは、猫が普通に寝ころんだり、歩きまわったりしているところも良い。
記念館を見に来たお客さんにも大人気。
京焼の人間国宝・河井寛次郎の個人記念館です。
伝統的な町家の建築と、登り釜に河井寛次郎の作品が沢山展示されています。
寛次郎先生の美意識が強く感じられます。
他の方が書いてましたが、思っていた以上に広い空間でした。
2階建ての日本家屋で、こういう構造もあるんだなという設計の妙。
河井寛次郎の人となりが、住まいの設計にも表れています。
京都の鰻の寝床式ではなく、おおらかな造りです。
中には登り窯も保存されており、もしかしたら寛次郎は何処かで、今も作陶しているのかも。
岩合さんの写真展でも、お顔出ししている、えきちゃんもかわいいですよ🎵
普段は誰もいないのでゆっくり見れます。
市内には珍しい登り窯が当時のまま保存されています。
建 築にもこだわりがあっていいですよ。
寛次郎自身が作陶以外にも造詣が深く民族装飾の作品群も見どころです。
置いてある様々なものが 力強く美しい。
河井寛次郎のセンスに触れることができる喜び。
地に足の着いた丁寧に選び抜かれたものに現れていていて全然飽きない。
単純にこのような家に住みたいなと思いました。
名前 |
河井寛次郎記念館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
075-561-3585 |
住所 |
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営業時間 |
[火水木金土日] 10:00~17:00 [月] 定休日 |
関連サイト | |
評価 |
4.6 |
この町並みをみて、ぴん!と来た方は相当な寅さんファンです1982年「男はつらいよ29寅次郎あじさいの恋」で登場した光景です劇中の人間国宝の陶芸家の老人のモデルで、ロケもこの記念館で撮影されたそうです。