延暦寺の中でも重要なお堂の一つです。
詳しくは法華鎮護山王院といい、第五代座主智証大師円珍さんの住んでいた住房。
千手観音を本尊としていることから千手堂、あるいは千住院ともいう。
円珍入滅百年の後、天台宗では円珍派(寺門)と第三代座主慈覚大師円仁派(山門)とが紛争し、993年には円珍派の房舎を打ち壊す騒動まで起こった。
そこで円珍派は円珍像を背負って、比叡山を降り、園城寺に移ったという。
そんな血なまぐさい歴史を見ながら、今は静かに佇むお堂という感じだ。
千手観音、拝みたいなぁ。
山の中にひっそりと建っていますが、弁慶が修行したと言われている由緒あるお堂です。
千手観音をお祀りしてるらしいですが、扉がしまっており中は見えませんでした。
秘仏になっているのでしょうか?なんか比叡山内の派閥抗争に巻き込まれ、それから少々忘れ去られているような扱いになっているみたいですが…木漏れ日の中に佇みながら人間の姿を見つめ続けてきたのでしょうね。
歴史ある建造物を大切に守っていってほしいと思います。
歴史的に重要な建造物です。
天台宗第六祖、智証大師円珍の住房で後唐院とも呼ばれていたとのこと。
建物の内部には千手観音を祀ることから、千手堂、又は千手院とも呼ばれれいる。
武蔵坊弁慶が千日間の参籠をした堂とも伝えられている。
阿弥陀堂から、西塔エリアに行く途中にあります。
円珍がここの仏像を担いで、三井寺に行ったとか。
中には、入れませんが、雰囲気いいです。
比叡山東塔から西塔に向かう途中、ドライブウェイに架かる橋を渡った所にある小さな古いお堂です。
三井寺(園城寺)の智証大師円珍さんが住んでいらしたという由緒正しい場所です。
いつもは一礼して通りすぎておりましたが弁慶水のところで夕立にあい、軒下で小一時間雨宿りさせていただきました。
ところで、比叡山の建物は瑠璃堂以外は焼き討ちで焼失したようですが、こちらはいつ頃の建物何でしょうかね。
かなり古そうですが。
山門、寺門に分かれる前に寺門派が集まったと言われる建物。
元々、神仏分離前は日吉大社と延暦寺は一体でした。
今でも山上に山王社が幾つもあります。
ここに住したという 智証大師 コト 円珍(814-891) は, 空海(774-835) の親戚筋(姪の子または甥) であることもあってか, 山岳修行である修験道を重視する立場を取っていたといいます。
-(山王(サンノウ)の概念がいまひとつピンと来ないのですが, きっと密教では重要な何かなのでしょう)
** Sano-in Hall ( Senju-do ) 山王院(千手堂) This is a temple where a monk called Chisho Taishi once resided. This temple has a history of Hokkekyo sect of Buddhism. The temple hall is also known as Senju-do for holding a treasure of Senju Kannon Statue. According to the history there once was a war between two sects of Buddhism regarding concepts of their teachings. After the period of conflict Enchin sect moved to Mitsui Temple in Shiga Prefecture carrying a wooden statue of Chisho Taishi Enchin from this temple. There is no information found on the official website of Enryakuji Temple, but brief information of the temple on a wooden board. It's location is shown on a sign post of Kyoto Circuit Trail as Kitayama 7. ( Trans-word+ : TGM Kyoto Guide )
Cute little building lying by itself. Found it while walking on the forrest pathway between the temples. Close to the building there is a pretty stairway with tall trees and stone lanterns.
名前 |
山王院堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
写真のような山道を歩くとあります。
無人の建物ですが、周りの雰囲気は厳かな佇まいです。