立派な毘沙門天様がお祀りされています。
立派な毘沙門天様がお祀りされています。
常時、お堂の扉が開けて下さってあり、お姿を拝見させて頂く事が出来ます。
江戸時代に建立されたもの。
本堂にお参りする際に立ち寄り。
滋賀県大津市石山寺奈良時代に建立された真言宗のお寺。
毘沙門堂(滋賀県県指定有形文化財)は、本堂の東側、硅灰石(けいかいせき)の南に広がる平坦面に、観音堂と並んで建てられています。
堂内には、兜跋(とばつ)毘沙門天(重要文化財)・吉祥天(きっしょうてん)・善膩師童子(ぜんにしどうじ)が祀られています。
建物の建築年代は、棟札(むなふだ)や鬼瓦、釣燈籠などの刻銘や寺蔵文書から、安永2年(1773)とされています。
棟札や文書から建立にあたっては、紀州の藤原正勝が兜跋毘沙門天を深く信じこの堂を建てたこと、大棟梁は大津の高橋六兵衛門信勝・高橋治郎兵衛勝義で、木工棟梁は大阪の大西清兵衛尚正がかかわったこと、また、彫刻も大阪で行ったことが明らかになっています。
建物は正面三間、側面二間で、屋根は宝形造(ほうぎょうづくり)、桟瓦葺(さんがわらぶき)で、西面して建っています。
また、建物の正面には石燈籠2基を備えられています。
平面は概ね正方形ですが方三間とせず、側面は二間となっています。
内部は後方一間の中程に柱列を設け、前後に区切っています。
この毘沙門堂は、建物全体に当初材がよく残り極めて保存状態が良好な状態にあります。
実際には正方形の平面でありながら、間口三間に対して、奥行二間とし、方三間にしない点で特色です。
近世後期らしい大振りな絵様(えよう)や木鼻(きばな)の意匠を用い、内部は間仕切りを設けず、一室の空間にしながら、須弥壇前の柱筋に特異な架構・意匠を見せた近世らしい特色にあふれた優れた建築として極めて貴重とされます。
さらに、棟札や寺蔵文書から、その建築の由来、工匠、さらに大坂で加工し、現地で組み立てた造営方式が判明する点からも価値が高く、滋賀県県有形文化財に指定されています。
Shiga Prefecture HPより引用。
名前 |
毘沙門堂 |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
077-537-0013 |
住所 |
|
関連サイト | |
評価 |
3.9 |
急峻な石段を登った先本堂の手前に立派な毘沙門堂があります。
お堂はいつも開け放たれてるようです。