名前 |
廻照寺 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
上狛にあるお寺です。
お寺の門には名前などはありませんのでそのまま通りすぎてしまうことも。
ですが、この廻照寺の五輪塔には、山城国一揆直前の南山城の応仁の乱の状況の記録が残っています。
五輪塔の地輪に「文明15年癸卯即阿弥陀仏四月十六日廿九才」とあり、この日に上狛勘合集落が畠山義就方に攻撃され、上狛の狛氏兄弟が戦死しています。
(実物のレプリカは山城郷土史料館で見ることができますよ。
)当時は、応仁の乱に合わせて上狛の狛氏はすぐ近くの椿井氏と東軍西軍に分かれて争っていましたが、対立を乗り越えて2年後の山城国一揆では団結して守護を追放したという山城国一揆の史実を物語る遺物の一つです。