名前 |
藪中三尊磨崖仏 |
---|---|
ジャンル |
/ |
住所 |
|
評価 |
4.3 |
道路脇の藪に足を踏み込むと、奧に「二体」の仏の姿が目に入ります。
残り「一体」は…というと近寄って左手の石をみると見つかります。
そういう意外性と遊び心のある磨崖仏です。
名前のとおり、苔むして仏の上は藪の草木が覆っており、自然との一体化を受け入れた姿がこの石仏の魅力ですね。
しかしなぜ、わざわざ2つの石に分けて彫刻したのでしょう?疑問に思ったら後ろに下がって視界を広げてみましょう。
2つの石ではなく、1つの石が割れて2つになっているように見えませんか?これは、1つの丸石が割れて中から三体の仏さんが出てきたというストーリー。
そう思うと、また当尾の旅がたのしくなる。
わたしの好きな当尾の石仏です。