落ち着く空気の漂っている寺院でした。
普門山 観菩提寺(正月堂) / / .
普通の集落のお寺に見えますが、奈良の東大寺と関係があるようです。
以前は本堂の格子にスキマがあって中が覗けるようになっていた記憶があるのですが、覗けなくなったようです。
お水取り『正月堂(一月堂)』正月堂は三重県伊賀市島ヶ原に建立されており、滋賀県・京都府・奈良県に隣接します。
この寺の名前は『観菩提寺』とされますが、観音堂のことを「正月堂」とよばれます。
奈良県の東大寺の『お水取り』は有名ですが、この寺が『お水取り』と言う言葉の発祥の地と伝わります。
寺の中には閼伽井(あかい)があって、寺の近くには正月堂の鎮守としての鵜宮神社が鎮座、二月十二日に神社の神主も修正会に練行衆として参加されます。
神代の話として、修二会が行われる時、全国の神々が招集されましたが、若狭の遠敷明神だけが魚釣りに夢中になって遅刻したそうです。
そんな時、お詫びとして若狭 の清水を送ろうと祈ったところ・・何と! 白と黒の鵜が飛び出し、同時に泉が涌き出たと伝えられてます。
修二会では、この水を観音菩薩に供えるので『お水取り』の言葉が生まれたそうです。
また素朴な疑問でしたが、奈良東大寺には二月堂・三月堂・四月堂がありますが、一月堂は何処?と思ってました。
知る人ぞ知る『正月堂』は正月になると多くの皆さんが各地からお参りに来られるそうです。
境内はそんなに広くはないけど、落ち着く空気の漂っている寺院でした。
町の皆さんにも親しまれているような気がする寺院でした。
真言宗豊山派。
先程の普門山 観菩提寺伊賀四国八十八ヶ所霊場。
六十六番札所三重四国八十八ヶ所霊場。
三十七番札所。
新春の清々しい気持ちでお参り。
西国三十三所石仏巡りは足場が良くないので、しっかりした靴を用意したほうが良い。
良い趣きのお寺です!
01-(重文)楼門:室町前期:1333-1392:三間一戸楼門、入母屋造、檜皮葺02-??彫刻怪しい(重文)本堂:室町前期:1333-1392:桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、向拝三間、檜皮葺。
風格のある檜皮葺きの本殿・山門を持つ立派なお寺でした。
一昨年二月堂にもお伺いしていたので、たいへん感慨深くお参りさせていただきました。
周辺の町並みも歴史が感じられて趣のある地区でした。
ご朱印は自分で押すようにおいてあるだけなのが、ちょっと残念でした。
桜が散った四月九日(平成三十年)にお参りしてきましたが、お堂裏にあるミヤマツツジが満開でした。
お堂正面左側に音声による自動案内もあります。
手入れの行き届いた美しい寺院(奈良東大寺の別院)です。
ちょと気が付きにくいのですが、この正月堂の裏手の山に西国三十三箇所巡礼のミニコースあります。
かく石仏に板の案内が立ててあるのですが、消えかかってよくみえないもも多く順番に廻れたかはふめいですが、一応全部お参りしました。
一度は行ってみたい場所です★
専用の駐車場があります。
本堂の裏に石仏めぐりの遊歩道がありました。
2016.10 本堂裏の石仏めぐりですが、一部倒木のため通行不能のところがありました。
裏の観音山で西国三十三ヶ所巡りができますが、いまいち整備されていません。
倒木などに気をつけましょう。
国宝とありますが、戦前の国宝指定であり、現在は本尊の十一面観音と本堂などが重文指定されています。
正式名が観菩提寺、通称が正月堂です。
本尊のご開扉、ご開帳は33年に一度。
2015年にあったので、次は2048年になります。
なかなか拝めないですね;^_^A
地元の人がよく行きます。
名前 |
普門山 観菩提寺(正月堂) |
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ジャンル |
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電話番号 |
0595-59-2009 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.0 |
周辺のオススメ
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奈良東大寺の別院。
東大寺に二月堂、三月堂、四月堂があるのに一月というか正月堂がないのは子供の頃から不思議だった。
この島ヶ原に見つけて納得した。
立派だった。
一見の価値あり。