この綱をかける神事が古来あるということです。
集落外からの災いを防ぐため古来より岐の神や道祖神、六地蔵などが村のはずれに置かれることは珍しくありませんが、ここ奥明日香栢森地区では女性器を象った陰物を下げた女綱を道と川の上に渡すことで悪しきものを防ぐ神事があります。
近代以前はこうした地域特有の神事や風習は珍しくなかったようですが、今となっては奥明日香などで僅かばかりに残るのみです。
男綱と女綱で一組になっているのが興味深い。
普通の道を走っていると急に現れますパワースポット!って感じですが付近では家族連れが川あそびしてたりするのであまり厳格な雰囲気はありません。
夏に源氏ホタルが近くの川に飛んでます。
稲渕の男綱より、小ぶりです。
神事を見てみたいものです。
結界としてのしめ縄。
吉野に抜ける古道で外敵の侵入、厄災の侵入も多かったのだろう。
ここから高取城跡に登ることができる。
栢森の綱掛け神事の女綱が飛鳥川上流に掛かっている。
子孫繁栄、五穀豊穣と共に悪疫の侵入に古来恐れを強く抱いていた事だろう。
この先柏森から吉野に通じる道があるが芋峠という名前だが、これも疣(イボ)を恐れてついたのが由来かも・・・
見て凄い!ということは無いが、古からの信仰、慣習が残っているところが凄い。
綱掛神事。
カンジョ神事ともいう。
カンジョは神所と書くようだ。
大字・柏森の手前、飛鳥川にかかっている。
子孫繁栄と五穀豊穣とともに、悪疫などが道と川を通って侵入するのを防ぎ、住人を守護するための神事とされる。
神事とはいえ、栢森は仏式、稲渕(男綱)は神式で行われる(検索:ものづくりとことだまの国、2019年8月19日)
夏場の避暑に。
女性器をかたどった物が綱にぶら下げてあります。
日本人は農耕民族で信仰心素晴らしい。
今年も雌綱はまだ落ちていませんでした。
大変な台風が来たので、ダメかと思ってました。
紅葉に映える雌綱。
奥飛鳥にある綱で、この綱をかける神事が古来あるということです。
対になる男綱というのもあって、この女綱の方がより奥に、より水源に近い方にあります。
男綱の神事は神式で、女綱の神事は仏式で行われるそうで、歴史的にも民俗学的にも面白い風習だと思います。
男綱より少し飛鳥川を登って行くと女綱がひっそり有ります。
名前 |
女綱(めづな) |
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ジャンル |
/ |
住所 |
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評価 |
3.9 |
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