御朱印ありきの人は先づ訪れない神社。
木曽川の氾濫からこの地の人々を守ってきたんだネ。
今はのどかな濃尾平野に稲が青々と広がっています。
近くに越してきたので、周辺の神社を調べて訪れています。
鳥居からの参道には、立派な枝振りの黒松が並んでいて、歩いていると途中で止まって眺めてしまいます。
境内には赤唐門があり、昔の栄華を今に伝えているようです。
境内中央には大銀杏があり、俗に言う「乳銀杏」と呼ばれる木で、幹の一部が幾つも、乳のように垂れ下がっています。
偶然通りかかったのですが、むっちゃいいですね!案内板によると、少なくとも平安時代には既に鎮座されていたほどの古社だそうで、ここらの産砂さまとしてずっと信仰されてきた様が窺われます。
こんなに立派なのに人が全然いないのもいいですね。
また、記紀神話に登場したようなメジャーな神さまでなく、ちゃんと鞆江明神,という名の神さまがおられることそれ自体が、素敵なことだと思います。
式内社で尾張名所圖繪にも載ってる素晴らしいロケーションだが、御朱印ありきの人は先づ訪れない神社。
小一時間居たであろうが参拝客はゼロ(笑) 紅色の山門に黒松の参道が特に見もの。
紅葉の季節には市の天然記念物に指定されている大銀杏も黄金色に色づき素晴らしい眺めとなるでしょう。
地元なんで。
聞いた話ですが、名古屋の熱田神宮よりも格が上なんだそうです。
名前 |
鞆江神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
https://www.aichi-jinjacho.or.jp/search_detail.html?id=71e97384-45d9-469f-9511-171a20a2ce55 |
評価 |
4.3 |
周辺のオススメ

一宮市内でたぶん最大の銀杏の巨木。
幹には何度も人間の都合で切られた傷跡が多数。
でもそのせいか、暗い神社の中でみる銀杏は何かを感じさせるには十分な程の凄みがあります。