名前 |
とよむ高離島 土地改良之碑 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
宮城島は、与勝半島より北東七キロメートルに位置し、周辺離島をはじめ、太平洋の白波や、北部の山々が眺望てきる風光明媚な島であり古謡「おもろそうし」に「きこゑみやぐすく」とうたわれ、付近の島々のなかで一番高いことから地域では「高雄」と称されている。
宮城島は、かつて、離島であったか 石油備蓄基地の建設に伴い昭和四十九年には本島ご降続きでなり離島苦が解消された。
本宮城地区は、中央部の高台にあり、琉球石灰岩を母材とする島尻マーシ土壌を主とし耕土が浅く石灰岩が露頭する保水力の貧しい畑地帯をなしていた。
農家は、石礫が多くかつ狭小な畑でさとうきびを中心に野菜等の零細農業を営まざるを得なかった。
そのため、露頭岩の排除と耕土深を確保するための客土を行い、生産性の低い農業から脱却し、機械化農業による労働力の節減と生産力向上、さらに農業経営の安定を図るため、宮城島上原土地改良区は、昭和五十七年度に県営は整備事業、平成二年度には県営かんかい排水事業を実施し、平成十四年三月に完工した。
この記念碑は歴代の理事をはじめ代議員、地権者ならびに関係者のご協力と国、県、町の御仁両区に感謝と敬意を表し、豊饒の大地 とよむ高離島」となるよう祈りをこめて建立した-碑文より-